ノートルダム火災7年、研究者の3Dデータが復元に貢献
2019年に発生したパリのノートルダム大聖堂火災から15日で7年。焼け落ちた尖塔などの修復に、火災半年前に49歳で亡くなった米国人研究者の詳細な3Dスキャンデータが大きな役割を果たした。
2019年に発生したパリのノートルダム大聖堂火災から15日で7年。焼け落ちた尖塔などの修復に、火災半年前に49歳で亡くなった米国人研究者の詳細な3Dスキャンデータが大きな役割を果たした。
1945年4月15日の川崎大空襲で4歳の時に目の前で父を失った元教員の山田恵照さん(85)。81年経った今も「なぜ戦争を」と問い続け、現代の戦火に危惧を抱く。初めてメディアに語った体験と平和への思いを伝える。
今野敏氏の小説「任侠電器」第12回では、電器屋が戦後から高度経済成長期にかけて最先端の職業だった時代を振り返り、現代の量販店との競争における限界について深く考察しています。地域に科学技術を提供した役割の変遷が描かれます。
千早茜による「スモーキングルーム」第202回。令嬢は総統を「特別な人」と語り、ホテルでの滞在生活を送る。兵士に見守られる中、ショコラや紅茶を楽しむ日常と、複雑な人間関係が繊細に描かれる。
朝日新聞文化部の大西若人編集委員(63)が、建築文化の向上に貢献した個人に贈られる日本建築学会文化賞の2026年受賞者に選ばれました。美術・建築記者としての長年の取材活動が高く評価されています。
読売新聞の連載「ウェブ桐生」内で人気を博した川柳コーナーが、2024年4月14日付で終了しました。14年間にわたって読者から投稿された作品を掲載し、多くのファンに親しまれてきた歴史に幕を下ろしました。
松江市の出版社が刊行した小泉八雲の妻セツによる回想録「思ひ出の記」新装版が、NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の放送を追い風に約2万部の異例のヒットを記録。全国の書店から問い合わせが殺到し、中古本が高値で取引されるなど大きな反響を呼んでいる。
書道の世界で、AI技術が筆跡を詳細に分析し、書家の個性や技法を可視化する新たな手法が開発されました。伝統芸術と先端技術の融合が進み、教育や研究への応用が期待されています。
世界的デザイナー森英恵の生誕100年を記念した回顧展「ヴァイタル・タイプ」が東京・六本木の国立新美術館で開幕。孫の森泉さんと森星さんが出席し、日本初公開のドレスなど約400点を展示。会期は7月6日まで。
日本政府は14日、文化財保護法改正案を閣議決定した。重要文化財の指定基準を「歴史的価値」から「多様な文化的意義」へ拡大し、近代建築や産業遺産なども対象に含める方針。文化庁は2025年度からの施行を目指す。
大阪・道頓堀の劇場「大阪松竹座」が5月で閉館後、建物の解体工事に着手することが決まった。松竹が14日の取締役会で決議し、老朽化を理由に閉館を発表していたが、建物の今後は初めて明らかになった。
東京芸術大学で平山郁夫氏に師事した馬場良治氏は、「一つのことを30年続けなさい」との教えを受け、文化財彩色復元の第一人者へ。山崎昭二郎氏の助手を経て、重要文化財の修復に携わるまでの道のりを振り返る。
大阪の老舗表具店が、ふすま紙を使ったユニークな祝儀袋「億萬金封」を制作。繊細な切り絵で中身の紙幣が変装したように見え、笑いを誘うデザインが話題に。伝統工芸の魅力を現代に伝える取り組みです。
日本オペラ振興会がハラスメント事案を受け、第三者委員会調査を経て体制を刷新。新シーズンでは公演数を抑えつつ、質の向上を目指す。目玉は11月の團伊玖磨作曲「夕鶴」新制作で、指揮に星出豊、演出に粟國淳を起用。
岐阜県高山市で春の高山祭が開幕し、ユネスコ無形文化遺産の豪華絢爛な祭り屋台12台と見頃の桜が観光客を魅了。精巧な彫刻やからくり奉納など伝統行事が繰り広げられた。
奈良県警は、世界遺産・薬師寺の国宝「仏足石」に油のような液体がかけられたシミが見つかったと発表。文化財保護法違反の疑いで捜査を進めており、成分分析や防犯カメラ映像の解析を実施中です。
ユネスコ無形文化遺産登録10周年を迎えた岐阜・大垣まつり。十ケ町青年部会長の田中裕介氏は、370年の伝統を未来へつなぐため、若手の連帯と改革に取り組む。コロナ禍を契機に始まった「緩やかな連帯」が、祭りの新たな担い手を生み出している。
世界遺産・薬師寺の国宝「仏足石」に液体がかけられた跡が見つかり、奈良県警が文化財保護法違反容疑で捜査を進めています。液体の跡は4カ所確認され、防犯カメラの映像解析や成分分析が行われています。
東京大学史料編纂所前教授の本郷和人氏が定年を機に語る「うまい生き方」。哲学者・唐木順三の「無用者の系譜」に触発され、在原業平のような自由な生き方を理想としながらも、史料編纂と歴史発信の両立を追求する道を選択した背景に迫る。
伊勢神宮の2033年式年遷宮に向けた御木曳初式が三重県伊勢市で営まれ、約6000人の市民が参加。川曳と陸曳で新しい社殿の用材を神域まで運び込み、20年に一度の大祭典への準備が本格的に始まった。
千早茜の連載小説「スモーキングルーム」第201回。ホテルで令嬢と煙が再会し、失踪した総支配人「J」の行方と戦時下の労働問題について静かな対話が交わされる。令嬢の父親が経営する工場での過酷な労働実態が明らかに。
能登半島地震で被災した国指定史跡「金沢城跡」と特別名勝「兼六園」の復旧に向け、専門家会議が開かれました。6月から石垣3か所の積み直し工事を開始する方針が示され、伝統的な工法を用いて強度を高める計画です。
福井県勝山市の無形民俗文化財「走りやんこ」が13日に行われ、11分団対抗で計165人の消防団員が長さ1.5メートルのまといをリレー形式でつなぎ、2.6キロのコースを疾走しました。地域住民の熱い声援の中、伝統行事を通じて消防団の活動を広く知ってもらう機会となりました。
国際児童図書評議会(IBBY)は13日、フィリピンのNPO「LINKS」が実施する「Hooked on Books」プログラムに「IBBY朝日国際児童図書普及賞」を贈ると発表。恵まれない子どもへの読書支援活動が高く評価された。
江戸時代に「百万石」を誇った加賀前田家ゆかりの品々を紹介する特別展が東京国立博物館で始まる。国宝を含む刀剣や甲冑など約240件を展示し、文化大名としての側面も浮き彫りにする。
米国・イスラエルとの紛争でイランの世界遺産が損傷する中、考古学者たちは困難な状況でも研究を続ける。東京文化財研究所の安倍雅史氏は、イランの豊かな歴史を知り「危険な国」という印象を払拭する重要性を語る。
港区のオオタファインアーツで開催中の嶋田美子個展「滅私|愛護」は、戦時中の標語を引用し、ケアの倫理が暴力装置に取り込まれる危険性を提示。国防婦人会をモチーフに、相互依存と個人の境界溶解の問題を掘り下げる。
三笠宮家の彬子女王のエッセーを原作とした『マンガ 赤と青のガウン』が新潮社から刊行。漫画家の池辺葵さんが、皇室の英国留学記を柔らかな作画で描き、日本の文化と伝統に迫る創作の舞台裏を語りました。