焼損仏像「焼けぼとけ」、3D技術で立ち姿に復元…奈良で公開 (11.04.2026)
奈良県葛城市の当麻寺中之坊に伝わる平安時代の焼損仏像「焼けぼとけ」が、最新の3D技術を駆使した修復により、約800年ぶりに直立した姿で蘇った。13日から中之坊霊宝殿で一般公開され、松村實昭貫主は「理想の菩薩様を思い描いて」と語る。
奈良県葛城市の当麻寺中之坊に伝わる平安時代の焼損仏像「焼けぼとけ」が、最新の3D技術を駆使した修復により、約800年ぶりに直立した姿で蘇った。13日から中之坊霊宝殿で一般公開され、松村實昭貫主は「理想の菩薩様を思い描いて」と語る。
三重県菰野町のパラミタミュージアムで、江戸時代創業の老舗和紙専門店「榛原」のコレクション展が開催中。川瀬巴水の水彩画や竹久夢二の絵封筒など初公開を含む254点を展示し、絵師の手腕と木版技術の高さを伝える。5月31日まで。
會津田島太鼓保存会が20周年コンサート「荒天に舞」を5月3日に南会津町で開催。新曲を含む10曲以上を披露し、伝統文化の魅力を発信する。前売り券2500円、未就学児無料。
中日新聞社が「名古屋の生活史プロジェクト」を開始。名古屋に縁のある100人の人生を聞き書きし書籍化する。監修の岸政彦教授は「市井の人々の語りを残す意義は大きい」と語る。聞き手の公募は5月8日まで。
長野県信濃町の一茶記念館が、江戸時代の三大俳人の句を収録した「俳聖かるた」の復刻版を販売。著作権を引き継ぎ、再販から1か月で約50セットを売り上げる好調ぶり。俳句ファンだけでなく広く楽しめる文化として後世に伝える取り組みが注目されています。
奈良国立博物館で特別展「神仏の山 吉野・大峯」が開幕。藤原道長直筆の国宝「紺紙金字法華経」全18巻が修理後初公開。俳優・柄本佑さんが音声ガイドを担当し、約900人が招待されました。
福井県坂井市の丸岡文化財団が主催する「一筆啓上賞」の2026年テーマが「幸せ」に決まりました。40字以内の手紙形式で日常の幸せを伝える作品を10月16日まで募集します。
山口県宇部市の日本画家・馬場良治氏(76)が、国宝・平等院鳳凰堂の創建時の彩色を5年間かけて一人で再現。赤外線カメラや蛍光X線分析を駆使し、1000年前の技術の高さに驚きを感じたという。文化財彩色復元の第一人者としての歩みを紹介。
古文書や文化財を食べる外来害虫「ニュウハクシミ」の分布域が拡大し、北海道から熊本まで20都道府県で生息が確認された。東京文化財研究所は繁殖力の高さから早期発見・対策を呼びかけ、防除キットの無償配布を開始している。
京都古文化保存協会は、今春の「京都非公開文化財特別公開」の後期日程で、京都府北部の5寺社と梅辻家住宅を新たに追加し、計19カ所で実施すると発表しました。公開は4月18日から5月10日まで、拝観料は文化財の保存・修理に充てられます。
京都府立植物園で、桜守・佐野藤右衛門さんが育てた形見の桜「京姫」が開花。一方、和歌山県の熊野古道では、白とピンクの2色の花が楽しめる珍しい桜が咲き、春の訪れを告げています。
松江開府の祖・堀尾吉晴公の入城を再現する「松江武者行列」で精鋭部隊長を務める山根俊明さん。普段は鳥取県でブロッコリー農家として働きながら、地毛でまげを結い、本格的な槍術を指導。戦国武将への熱い思いを語る。
佐賀県唐津市の「旧藤生家住宅」が国の登録有形文化財(建造物)に登録される見通しとなった。主屋と便所兼月見部屋が明治時代の商家の生活様相を伝え、歴史的景観に寄与していると評価された。
茨城県牛久市の旧飯島家住宅が国の登録有形文化財に答申されました。江戸時代の旅籠屋を経営した飯島家の主屋、蔵、門及び塀の3件が対象で、明治天皇の宿泊歴も持つ歴史的価値が評価されています。
文化庁長官に就任した伊藤学司氏は、国立博物館・美術館の来館者や収入増加が文化普及に不可欠と述べた。経済優先との批判には誤解と反論し、運営費交付金は維持する方針も示した。
奈良県桜井市の長谷寺で、縦16.5メートル、横6.2メートル、重さ125.5キロの国内最大級の掛け軸「長谷寺本尊御影大観音大画軸」が8年ぶりに公開されました。開山1300年を記念し、7月5日まで展示されます。
和歌山県教育委員会は、江戸時代の絵師・長沢芦雪の障壁画「紙本墨画朝顔に蛙図」を県有形文化財に、御坊祭を県無形民俗文化財に指定。一方、枯死した天然記念物のホルトノキは指定解除され、県指定文化財は計592件となった。
群馬県安中市は合併20周年を記念し、自然や文化財、観光名所を44枚の札で紹介する「令和安中かるた」を完成させた。絵札裏面にQRコードを設置し、英語・ベトナム語・繁体中国語で解説を提供。郷土学習や観光振興に活用する。
文部科学省は博物館の運営指針を改正し、収蔵資料の管理で「廃棄」も検討対象に加えた。収蔵庫不足が背景だが、反対意見が多く、やむを得ない場合に限るなど慎重な対応を求める文言を追加した。
文化庁は国立博物館・美術館の新中期計画を公表。自己収入の実績に応じたインセンティブ予算を設定し、収入増でも国費削減は行わない方針。上野エリアの周遊チケットや国立工芸館の本館化も推進。
江戸東京博物館が約4年ぶりに新装開館し、記念セレモニーで葛飾北斎「冨嶽三十六景」や歌川広重「名所江戸百景」などの収蔵品を大型映像で投影。小池百合子都知事が江戸文化発信の拠点としての役割を強調しました。
国の文化審議会は、山口県山口市の「木梨家住宅」を登録有形文化財に指定する見通しと答申。江戸時代に萩藩家臣が整備した武家屋敷で、歴史的景観を継承する貴重な建造物として評価された。
福岡県大牟田市の三井三池炭鉱専用鉄道電気機関車4両が国の重要文化財に指定される見通し。1908年の米国製から1936年の国産大型車両まで、輸入から国産化への技術発展を示す貴重な産業遺産。
さいたま市大宮盆栽美術館に展示される推定樹齢350年の五葉松「青龍」。雪の重みに耐えてねじれた幹と枝が、天を目指す竜の如き姿で、盆栽という「生きる芸術」の深遠な世界観を鮮烈に伝えている。
千葉県船橋市で、地域に伝わる民話を収録した冊子「ふなばし むかしむかし」の17号が発行されました。1990年に発足した「船橋の民話をきく会」が、36年間にわたり高齢者からの聞き取りを続け、地域の記憶を記録しています。
世田谷美術館が開館40周年を迎え、これまでの展覧会と収集作品を振り返る「世田美のあしあと──暮らしと美術のあいだで」展を開催中。区民生活に密着した方針で集められた1万8000点の所蔵品から選りすぐりを展示し、4月12日まで開催されます。
桃山時代の名絵師・長谷川等伯が描いた「柳橋水車図」が、重要文化財に指定される見通しとなった。香雪美術館が所有する6曲1双の屏風で、華麗かつ大胆、そして繊細な描写が特徴。完成から400年余りを経て、その芸術的価値が再評価される。
文化庁は、国立「文化財修理センター」の建設地を京都市上京区の京都府警宿舎跡地とする方針を固めた。2030年度までの新設を目指し、国宝や重要文化財の修理、技術継承、研修機能を担う。
浄土真宗の宗祖・親鸞自筆の国宝「観無量寿経註」に、爪などで付けた「角点」が20か所見つかった。西本願寺などが発表し、親鸞が晩年まで経典解釈に情熱を傾けた証拠とされる。
奈良市の華厳宗元興寺に伝わる異形の鬼神面「八雷神面」が、約76年ぶりに奈良国立博物館から寺に戻った。クラウドファンディングで約1400万円を集め本堂を改修し、4月から特別拝観を開始する。