ミラノ・コルティナ五輪 スノーボード女子ハーフパイプ予選で日本勢が全員決勝進出
2026年2月11日、ミラノ・コルティナオリンピックのスノーボード競技が開幕し、女子ハーフパイプ予選が行われました。日本から出場した4人の選手は、全員が上位12人による決勝へと進出する快挙を達成しました。特に注目されたのは、16歳の若手選手たちの活躍です。
清水さらがピンチを乗り越え2位で予選突破
清水さら選手(TOKIOインカラミ)は、1回目の演技でまさかの失敗をしてしまいました。しかし、重圧がかかる2回目の演技では、スタート前に胸を強くたたいて気合を注入。高さのあるエアを次々に成功させ、87.50点をマークしました。この得点により、清水選手は予選2位で決勝への切符を手にしました。彼女の強心臓ぶりが光る瞬間でした。
工藤璃星も安定した演技で4位に
同じく16歳で初出場の工藤璃星選手(TOKIOインカラミ)は、1回目の演技できっちりと技を決め、83.50点を獲得。安全圏に入り、2回目には84.75点を記録して予選4位で突破しました。工藤選手は昨季の世界選手権で銀メダルを獲得しており、その実力が遺憾なく発揮されました。
ベテラン選手たちも確かな滑りを見せる
前回の北京大会で銅メダルを獲得した冨田せな選手(宇佐美SC)は、予選1回目に途中のトリックでパイプの縁に引っかかるミスがありました。それでも、2回目は大きなミスなく滑り切り、77.50点で9位となりました。今大会では日本選手団の旗手を任されており、「スノーボードの格好良さや魅力をたくさんの方に伝えたい」と意気込んでいます。
また、小野光希選手(バートン)は2回目の演技で76.00点をマークし、11位で決勝進出を果たしました。日本勢全員が予選を突破したことで、決勝でのさらなる活躍が期待されます。
若手とベテランの共演が決勝へ
ともに16歳の工藤選手と清水選手が、そろって決勝にコマを進めたことは、日本のスノーボード界の未来を明るく照らす出来事です。彼女たちは、重圧の中でも冷静に演技をこなす精神力を見せつけました。一方、冨田選手のような経験豊富なベテランも、確かな技術でチームを牽引しています。
ミラノ・コルティナオリンピックのスノーボード女子ハーフパイプ決勝は、日本勢の活躍に注目が集まります。選手たちのさらなる高みを目指す挑戦に、期待が高まっています。