ミラノ五輪ノルディック複合、山本涼太が前半飛躍で3位 渡部暁斗は11位で最終戦へ
ミラノ五輪ノルディック複合、山本涼太3位 渡部暁斗11位

ミラノ五輪ノルディック複合、山本涼太が前半飛躍で3位に躍進

ミラノ・コルティナオリンピックは11日、スキー・ノルディック複合のノーマルヒル競技が行われ、前半の飛躍種目で日本勢が健闘を見せた。山本涼太選手(長野日野自動車)は102メートル50を飛び、127.8点を記録して3位につけた。トップのクリスティアン・イルベス選手(エストニア)とは4.8点差で、日本時間午後9時45分に開始される後半の距離種目では、19秒差でのスタートとなる。

渡部暁斗の最後の五輪が幕開け

今季限りでの引退を表明している渡部暁斗選手(北野建設)は、100メートルを飛び、122.3点で11位に位置した。トップとは41秒差、メダル圏内の3位とは22秒差で後半距離を始めることになる。37歳の渡部選手にとって、これが最後のオリンピックとなる。

前半ジャンプでは、渡部選手が低い姿勢から勢いよく飛び出し、美しい空中姿勢で距離を伸ばした。テレマークもきっちり決め、飛び終えた時点では1位に立つ納得のジャンプだった。渡部選手は五輪で、この種目において2014年ソチ大会と2018年平昌大会で銀メダルを獲得。前回の北京大会でもラージヒルで銅メダル、団体で銅メダルを獲得したレジェンド的存在だ。

ワールドカップでは今季、296試合出場の世界歴代最多記録を樹立し、300試合の大台にも達している。今大会で、どんな集大成のパフォーマンスを見せてくれるか、ファンの注目が集まっている。

日本勢のその他の選手も奮闘

日本勢でもう一人出場した谷地宙選手(JAL)は15位につけ、トップとは49秒差で後半距離を始める。この大会ではこの後、個人ラージヒルと2人が出場する団体競技が予定されており、日本チームのさらなる活躍が期待される。

冬季オリンピック2026へ向けて、五輪ハイライト写真特集も注目を集めている。ノルディック複合は、飛躍と距離の総合点で勝敗が決まる過酷な競技であり、選手たちの体力と技術が試される。