佐橋亮教授が指摘 中国、高市政権の安定基盤に動き出す可能性
中国、高市政権の安定基盤に動き出す可能性を指摘

中国が高市政権の安定基盤に反応か 佐橋亮教授が外交動向を分析

東京大学の佐橋亮教授と多摩大学の真壁昭夫特別招聘教授が、2026年2月11日にBS日テレの番組「深層NEWS」に出演し、衆院選後の高市首相の外交政策や日中関係の展望について活発な議論を展開しました。この対談では、中国側の動向に焦点が当てられ、両教授が独自の見解を述べることで、今後の国際情勢の行方を探りました。

佐橋教授が指摘する中国の予測外れと行動可能性

佐橋亮教授は、自民党が歴史的大勝を収めた衆院選の結果について、中国政府がこれを「予測していなかった」との見方を示しました。さらに、強い政権基盤を確立した高市首相の指導力に注目し、中国がこの安定性を踏まえて、日中関係の改善に向けた具体的なアクションを取ってくる可能性があると指摘しました。佐橋氏は、「強い政権基盤を持った高市政権を見て、アクションを取ってきても不思議ではない」と述べ、中国側の戦略的対応に期待を寄せつつ、その動向を注視する必要性を強調しました。

真壁教授が語る中国経済の冷え込みと改善意欲

一方、真壁昭夫特別招聘教授は、中国経済の現状に触れ、その冷え込みが日本との関係改善への強い動機付けとなっていると分析しました。真壁氏は、「日本との関係を経済面で改善したいというインセンティブが強い」と語り、経済的課題を背景に、中国が外交面で積極的な姿勢を示す可能性を指摘しました。この見解は、佐橋教授の政治的分析と相まって、日中関係の複雑な側面を浮き彫りにしています。

両教授の議論を通じて、高市政権の安定性が中国の外交戦略に与える影響や、経済的要因が国際関係を動かす力について、深い洞察が提供されました。今後の日中関係の展開には、こうした政治と経済の相互作用が鍵を握ると言えそうです。