NYダウ、4営業日ぶりに下落で5万121ドルに 雇用統計好調で利下げ観測後退が重荷
NYダウ4営業日ぶり下落、雇用統計で利下げ観測後退

NYダウ平均株価、4営業日ぶりに下落 雇用統計好調で利下げ観測後退が影響

ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価が4営業日ぶりに下落した。2月11日の取引終了時点で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比66.74ドル安の5万121.40ドルを記録した。前週末に5万ドル台の大台を突破して以降、連日最高値を更新していたが、この日は下落に転じた。

雇用統計が市場予想を大幅に上回る

この日の下落の背景には、1月の米雇用統計が市場予想を大幅に上回ったことが大きく影響している。雇用統計の好調さから、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が後退し、相場にとって重荷となった。市場関係者の間では、利下げ時期の先送り懸念が広がっている。

ナスダック総合指数も下落

IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数も同様に下落し、終値は36.01ポイント安の2万3066.47となった。ダウ平均株価と同様に、雇用統計の影響を受けた動きが鮮明となった。

今回の雇用統計の結果は、米経済の強さを示す一方で、FRBの金融政策の行方に不透明感を増す形となった。今後の市場動向については、以下の点が注目される。

  • FRBの利下げ観測のさらなる後退可能性
  • 雇用統計に続く経済指標の動向
  • ダウ平均株価の5万ドル台維持の行方

市場参加者は、今後の金融政策に関するFRBの公式見解を注視している。雇用統計の好調さが継続すれば、利下げ観測の後退がさらに進む可能性もあり、株式市場には引き続き慎重な見方が広がりそうだ。