朝白龍が新入幕祝賀会を開催 三役昇進へ向けて決意新たに
大相撲一月場所で見事な新入幕を果たした朝白龍関の昇進祝賀会が、二月十一日に東京都内で盛大に開催されました。この晴れの舞台には、モンゴルから特別に来日した両親をはじめ、関係者やファンなど総勢約百三十人が集い、熱い祝福の拍手に包まれました。
初場所での奮闘と今後の目標
今年一月の初場所では、序盤に五勝七敗と苦しい戦いを強いられましたが、終盤に三連勝を飾り、見事に勝ち越しを決めました。この結果について、朝白龍関は「最後まで諦めずに戦い抜けたことが自信につながった」と振り返ります。
祝賀会のスピーチでは、「今年の最大の目標は三役に上がることです。多くの方々の期待にしっかりと応えられるよう、一日一日の稽古を大切にし、一生懸命に頑張っていきます」と力強く宣言。会場からは大きな拍手が沸き起こりました。
急成長の半年間と来日からの歩み
朝白龍関は、横綱の豊昇龍関や幕内の欧勝馬関と同じ飛行機で来日し、日本の相撲界に飛び込みました。千葉県の日本体育大学柏高等学校を経て拓殖大学で相撲に打ち込み、昨年九月の秋場所で新十両に昇進。その後はとんとん拍子の出世を続け、わずか半年で幕内にまで駆け上がりました。
この急激な変化について、本人は「この半年間で人生が大きく変わった」と笑顔で語ります。しかし、その裏には厳しい稽古の積み重ねがあり、「稽古はうそをつかない」という信念を強く持っています。
春場所へ向けた準備と冷静な意気込み
次なる舞台となる三月八日初日開幕の春場所(エディオンアリーナ大阪)へ向けて、朝白龍関は既に準備を進めています。「まずは稽古をしっかりと積むことを最優先に考えています。一戦一戦を大切にし、自分の相撲を貫いていきたい」と、冷静ながらも熱い意気込みを語りました。
モンゴルから駆けつけた両親は、息子の成長した姿に目を細め、「日本の相撲界で頑張る姿を誇りに思う」と喜びを語りました。祝賀会は和やかな雰囲気の中、今後の活躍を願う声に包まれて幕を閉じました。