ミラノ・コルティナ五輪女子ハーフパイプ予選、工藤璃星が2位で好発進
2026年ミラノ・コルティナオリンピックは2月11日、スノーボード女子ハーフパイプの予選が開幕しました。1回目のランを終え、日本から出場する16歳の工藤璃星選手が83.50点をマークし、暫定2位につける好スタートを切りました。首位は3連覇を目指すアメリカのクロエ・キム選手で、90.25点を獲得しています。
日本勢の健闘と課題
予選には日本勢4人が出場し、工藤選手以外の成績は以下の通りです。
- 小野光希選手(21): 68.25点で9位
- 冨田せな選手(26): 50.50点で13位
- 清水さら選手(16): 19.75点で22位
工藤選手は初出場ながら、スピード感あふれる滑りで技を繰り出し、演技後には満足そうな笑顔を見せました。一方、前回北京大会で銅メダルを獲得し、日本選手団の旗手も務めた冨田選手は、中盤でボードがスロープの縁にぶつかるミスがあり、得点が伸び悩みました。清水選手はスタート時に硬さが目立ち、失速してしまいました。
クロエ・キムの圧巻の演技
3連覇を狙うクロエ・キム選手は15番目に登場し、高いエアと多彩な技で会場を沸かせました。演技後には笑顔で舌を出す余裕を見せ、工藤選手を抜いて暫定トップに立ちました。また、前回北京大会で銀メダルを獲得したスペインのケラルト・カステリェト選手は78.75点で暫定5位につけています。
決勝進出に向けた展望
ハーフパイプは半円筒形のスロープを滑走し、空中での回転やひねりを加えた技の難易度や完成度を競う採点種目です。予選は2回のランが行われ、高い方の得点が採用されます。上位12人が2月12日(日本時間13日未明)の決勝に進出します。日本勢は前回大会に続くメダル獲得が期待されており、まずは決勝進出を目指すことになります。
今回の予選1回目では、工藤選手が好位置につけたことで、日本勢の活躍に注目が集まっています。2回目のランでは、各選手がミスを修正し、より高い得点を狙うことが求められるでしょう。冬季オリンピックのハイライトとして、今後の展開が楽しみです。