秋田の水路でワカサギ釣り中に氷が割れ、男性2人が水中に転落
2026年2月11日午後2時40分頃、秋田県三種町鹿渡の水路で、ワカサギ釣りを楽しんでいた男性2人が突然氷の割れに巻き込まれ、冷たい水中に転落する事故が発生しました。現場からは「氷が割れて、釣りをしていた人が水に落ちた」との緊急通報が119番に寄せられ、消防隊員が急行しました。
消防隊員が迅速な救助活動を実施
駆けつけた消防隊員は、成人男性2人を水路から救助。しかし、1人はすでに意識不明の重体となっており、もう1人も会話はできるものの低体温症の疑いが強い状態でした。2人は直ちに救急搬送されましたが、残念ながら意識不明の男性はその後死亡が確認されました。もう1人の男性は現在も治療が続けられています。
現場には計8人の釣り人が、6人はボートで無事救助
県警能代署の発表によると、事故が起きた水路は幅約500メートル。当時は表面に氷が張っており、搬送された2人を含む計8人の釣り人がワカサギ釣りを楽しんでいました。氷が割れた影響で、残りの6人は岸に戻ることができなくなり、消防隊員がボートを使用して全員を無事救助しました。この6人にけがはありませんでした。
3月上旬並みの暖かさが氷の状態に影響か
秋田地方気象台のデータによると、事故当日の三種町に隣接する大潟村の最高気温は6.2度を記録。これは平年の3月上旬並みの暖かさに相当します。この異常な気温上昇が、水路の氷の強度を低下させ、割れやすくなった可能性が指摘されています。
地元の関係者は「この時期としては珍しい暖かさで、氷が薄くなっていることに注意が必要だった」とコメント。冬のレジャーにおける気象条件の確認の重要性を改めて訴えています。
警察と消防は、事故の詳細な原因を調査中です。また、同様の事故を防ぐため、水域の安全管理について再点検を行う方針を示しています。