越前おおのひな祭りが開幕、約2000体のひな人形で春の訪れを祝う
桃の節句を目前に控え、福井県大野市の2会場で「春を彩る越前おおのひな祭り」が開催されています。この祭りは3月8日まで続き、市民有志で構成される実行委員会が主催しています。2011年に家庭で飾られなくなったひな人形を展示したことをきっかけに始まり、今年も多くの来場者を迎えています。
圧巻の20段ひな壇に約2000体が並ぶ
会場の一つである「平成大野屋平蔵」では、高さ約4メートル、幅約7メートルにも及ぶ20段のひな壇が設けられ、約2000体のひな人形が展示されています。今年は特に色鮮やかな衣装をまとった人形を増やし、より華やかで目を引く雰囲気に仕上げられています。一つひとつの人形が異なる表情を持ち、訪れた人々の目を楽しませています。
歌舞伎をモチーフにした特別展示も
もう一つの会場である道の駅「越前おおの荒島の郷」では、歌舞伎役者を描いた大ヒット映画「国宝」に登場する演目「二人藤娘」をモチーフにしたひな人形などが展示されています。この特別展示は、伝統文化と現代のエンターテインメントを融合させたユニークな試みとして注目を集めています。
実行委員会の思いと祭りの詳細
実行委員会の高橋真理子さんは、「1体ずつ異なる顔つきを見比べながら、季節の移り変わりを感じてもらえたらうれしいです」と語っています。祭りは両会場とも午前10時から午後4時まで開催され、期間中は無休です。入場料は大人300円で、小学生以下は無料となっています。
この祭りは、地域の伝統を守りながらも新たな魅力を加えることで、毎年多くの人々に親しまれています。春の訪れを告げる風物詩として、家族連れや観光客でにぎわいを見せています。