群馬県の衆院選、雪の中での投票に自治体職員らが奮闘
1990年以来、36年ぶりに2月の投開票となった衆院選が実施された。投開票日の8日、群馬県は雪に見舞われ、各自治体職員らは投票所周辺の雪かきなどに追われた。有権者も足元の悪い中で投票所を訪れ、県選管によると、雪によるトラブルはなかったという。
山間部の投票所では記憶にない除雪作業
群馬県藤岡市の山間部にある投票所では、午前6時半ごろから市職員が雪かきをして備えた。担当者は「投票所での除雪はこれまで記憶にない」と話し、異例の事態に臨んだ。近くに住む大学2年の野口春陽さん(19)は祖母と母の3世代一緒に歩いて訪れ、「雪がやんで道路から溶けるまで待った。スマートフォンで投票できればいいのに」と語りながらも、「きちんと投票を済ませられて良かった」とほほ笑んだ。
中心市街地でも車利用が増加
高崎市の中心市街地では、午前中にほぼ雪がなくなったものの、投票を済ませた男性(67)は「いつもは歩きか自転車で来るが、今回は車を使った」と述べ、雪の影響で交通手段を変更した様子がうかがえる。このように、群馬県全体で雪の中での投票が行われ、自治体職員らの努力と有権者の協力が光る一日となった。