「ミスター年金」長妻昭氏が東京27区で敗北、自民新人に及ばず「力不足」と陳謝
長妻昭氏が東京27区で敗北、「力不足」と陳謝

「ミスター年金」長妻昭氏、東京27区で自民新人に敗れる

8日投開票された衆院選で、東京27区(中野区・杉並区)は中道前職の長妻昭氏(65)が、自民党新人の黒崎祐一氏(49)に敗北した。長妻氏は中野区の事務所で記者団に対し、「どうもすみません。結果が出せなかった。私の力不足です」と敗戦の弁を述べた。

「支えになりたい思いは変わらない」と強調

長妻氏はさらに、「この国が危うい方向に行かないよう、そして物価高の中、頑張る方の支えになりたいという思いは変わっていない。一から精進していきたい」と語り、今後の活動への意欲を示した。小選挙区での敗北を受け、支援者と握手を交わす姿も見られた。

高い知名度も及ばず、苦戦を認める

長妻氏は厚生労働大臣も務め、「ミスター年金」と呼ばれる高い知名度を有しており、都内の候補者の中でも支持が盤石な一人とされてきた。しかし、選挙戦後半には街頭演説で「当初はリードしていたが、今は抜かれる勢いだ」と苦戦を認めていた。

「これほどの厳しい選挙は初めてだ」と述べた長妻氏は、他選挙区で予定していた中道の候補への応援を減らし、自身の選挙区に集中したが、及ばなかった。東京27区は中野区と杉並区を範囲とし、激しい選挙戦が展開された。

今回の結果は、長妻氏の高い知名度が必ずしも選挙勝利に直結しないことを示す事例となった。政治情勢や有権者の関心の変化が、選挙結果に影響を与えた可能性が指摘されている。