山形県、投票率全国2位に 奈良県に首位譲り7連覇ならず
山形県、投票率全国2位 奈良に首位譲り7連覇ならず

山形県、投票率全国2位に 奈良県に首位を譲り7連覇ならず

2026年2月8日投開票の衆院選小選挙区において、山形県の投票率は60.78%を記録した。この数字は全国で2位に位置するもので、前回2024年の衆院選における60.82%と比較すると、わずかに低下している。

山形県は2017年の衆院選から6回連続で、国政選挙の都道府県別投票率において全国トップの座を維持してきた。しかし、今回は雪の時期の選挙という厳しい条件の中、首位キープが注目されていたものの、惜しくも7連覇を達成することはできなかった。

奈良県がトップに 全国平均は上昇

総務省の発表によると、今回の衆院選で投票率が最も高かったのは奈良県で、62.17%を記録した。奈良県は高市早苗首相の出身地として知られている。全国平均の投票率は56.26%であり、前回より2.41ポイント上昇している。

山形県選挙管理委員会の詳細な分析では、選挙区別の投票率にばらつきが見られた。第1区は60.44%で、前回より2.82ポイント高くなった。一方、第2区は62.70%で0.04ポイント低く、第3区は59.03%で3.14ポイント低下した。特に第3区では、全13市町村において前回より投票率が下がる結果となった。

県選管の取り組みと今後の課題

山形県選挙管理委員会は、投票率向上を目指し、山形県出身のお笑い芸人であるウド鈴木さんを起用したCMをSNSやYouTubeなどで展開した。このCMは投票を呼びかける内容で、県民の関心を集める試みとして実施された。

今回の結果を受け、県選管は今後の選挙における投票率向上策の検討を進めるとみられる。雪の時期の選挙という地理的・気候的条件が投票率に与える影響も、重要な課題として浮上している。

全国的に見ると、投票率の向上傾向が確認される中、山形県の7連覇逃しは、地域ごとの選挙への関心度の差を改めて浮き彫りにした形だ。今後の国政選挙では、各都道府県が独自の啓発活動を強化し、投票率のさらなる向上を目指すことが期待される。