大分県内の三つの小選挙区を自民党が独占した衆院選から一夜明けた2026年2月9日、当選した自民党の候補者たちはそれぞれ街頭で有権者に感謝の意を伝え、記者会見に臨みました。比例単独で出馬した自民党前参院議員の白坂亜紀さん(59歳)も、衆議院で初めて議席を獲得しました。
各選挙区の当選者たちの動向
大分1区で初当選を果たした衛藤博昭さん(46歳)は、大分市の事務所で開かれた記者会見で、「感謝の気持ちでいっぱいであり、新たな節目をスタートできることを嬉しく思います」と笑顔で語りました。
大分2区で再選を果たした広瀬建さん(52歳)は、早朝から日田市内の二つの交差点で道行く人々に感謝の気持ちを直接伝えた後、事務所で報道各社の取材に応じました。前回の選挙では無所属で戦いましたが、今回は党の公認を得たことで、「多くの仲間の支えと応援があり、選挙戦の厚みが非常に増しました」と振り返りました。さらに、「党に対する期待の高さを痛感しており、身の引き締まる思いです」と述べ、責任の重さを強調しました。
岩屋毅氏の11選とSNS規制への言及
大分3区で11選を達成した岩屋毅さん(68歳)は、午前中に別府市の事務所で記者会見を開き、「私を信頼してくれた皆さんのおかげです」と感謝の言葉を述べました。選挙結果を報じる新聞を手に取る岩屋さんは、外国人に関する政策などを巡ってSNS上で激しいバッシングを受けたことに触れ、選挙期間中の投稿について「一定の規制が必要だ」との考えを示しました。
選挙戦を通じて、地域の人口減少問題を改めて実感したという岩屋さんは、「暮らしやすさで都会に勝つための取り組みを支援し、交流人口を増やす観光振興が重要です。交通網として新幹線整備にも目鼻をつけたいと考えています」と語り、今後の政策課題に意欲を見せました。
白坂亜紀氏の比例単独当選
昨夏の参院選大分選挙区で落選した白坂亜紀さんは、今回の衆院選で比例名簿の35位に名を連ね、当選を決めました。9日未明に大分市内で取材に応じた白坂さんは、交通網整備や災害対策などに言及し、「やり残したことがたくさんあります。日本のため、大分のために頑張りたい」と意欲を表明しました。支援者らと万歳三唱する白坂さんの姿も報じられ、新たな議席獲得への喜びが伝わりました。
この選挙結果は、大分県における自民党の強い地盤を示す一方で、SNSを巡る課題や地域の人口減少といった社会問題が浮き彫りになりました。今後、当選者たちがこれらの課題にどのように取り組むかが注目されます。