チームみらいの支持層を分析:無党派層が28%を占める
2026年2月8日に行われた衆議院選挙比例区で、新興勢力として注目を集めたチームみらい。安野貴博党首は、政治信条について「右でも左でもなく、現在より未来を重視する」と表明しているが、実際に投票した人々はどのような層なのか。朝日新聞社が投開票日に実施した出口調査の結果から、その実態が明らかになった。
男女別の投票割合:ほぼ均衡した分布
調査によると、チームみらいに投票した人々の男女別割合は、男性が49%、女性が51%と、ほぼ均衡している。これは、最近の国政選挙で躍進した国民民主党や参政党に投票した人々では、男性がともに6割を占めていたのとは対照的だ。チームみらいが性別に関わらず幅広い支持を集めていることが示唆される。
年代別の特徴:40代・50代が中心
年代別では、チームみらいに投票した人々の中で、40代が21%、50代が24%を占めており、この年代層が中心となっている。この傾向は、国民民主党や参政党の支持層と類似しており、中高年層における一定の支持基盤が確認できる。一方で、若年層や高齢層の割合については、さらなる分析が待たれる。
無党派層の割合:28%が政党支持なし
支持政党別にみると、チームみらいに投票した人々の28%が無党派層であった。これは、従来の政党に不満を持つ有権者や、新たな政治勢力を求める層が、チームみらいに投票した可能性を示している。安野党首が「未来を重視する」と掲げるメッセージが、こうした層に響いたと考えられる。
政治的背景と今後の展望
チームみらいは、2026年衆院選で初めて2桁議席を視野に入れるなど、勢いを増している。出口調査の結果から、無党派層や男女を問わない支持を集める一方で、40代・50代を中心とした年代層に強みを持つことが浮き彫りになった。今後の政治動向において、これらの支持層を如何に維持・拡大するかが課題となるだろう。
なお、この調査は朝日新聞社が2026年2月8日に実施したもので、詳細なデータは有料記事として提供されている。政治評論家の藤田直哉氏は、チームみらいについて「メディアテクノロジーと民主主義の論点を引き受ける可能性がある」と期待を示している。