維新・吉村代表「連立パートナーだが厳しい戦い」 独自色失い岐路に
維新・吉村代表「連立パートナーだが厳しい戦い」

維新・吉村代表「連立パートナーだが厳しい戦い」 独自色失い岐路に

日本維新の会の吉村洋文代表は、2026年2月8日夜の記者会見で、衆院選の結果について「非常に難しい選挙だった。連立パートナーだが、厳しい戦いだった」と語った。与党として初めて臨んだ選挙で、連立を組む自民党への配慮が独自色を失わせ、存在感を見せつけることはできなかった現状を認めた。

「アクセル役」としての意義強調も

今回の衆院選で維新は、高市政権の「アクセル役」として存在感を示そうとしてきた。衆院選公示日の1月27日、首相と並んだ東京・秋葉原の街頭演説で吉村氏は「アクセル」と6回繰り返し、与党となった意義を強調した。しかし、選挙戦を通じて、連立パートナーである自民党への配慮が前面に出る場面が多く、独自の政策主張がかすむ結果となった。

政治改革への姿勢と現実の狭間で

維新は、政治改革に向けては従来から積極的な姿勢を示してきたが、与党としての立場から、連立内での調整を迫られる場面が増加。これにより、従来の改革路線を前面に押し出すことが難しくなり、支持層からの期待に応えきれなかった側面がある。吉村代表は会見で、今後の党運営についても言及し、連立維持しながら独自性をどう発揮するかが課題であることを示唆した。

選挙結果を受けて、党内では戦略の見直しを求める声も上がっており、維新は岐路に立たされている。吉村代表は「最後のお願い」と題した選挙運動を展開したが、厳しい戦いの末、独自色の喪失という課題を浮き彫りにした形だ。今後の動向が注目される。