衆院選東京の投票率が59.16%に、前回比3.1ポイント上昇も6割未満続く
東京都選挙管理委員会が9日に発表した衆院選の都内小選挙区の投票率は59.16%で、前回2024年の選挙より3.1ポイント上昇した。しかし、これは5回連続で6割に満たない結果となった。当日有権者数は1156万3998人で、内訳は男性562万7744人、女性593万6254人だった。
期日前投票の状況
1月28日から2月7日までの11日間に実施された期日前投票では、282万2818人が投票し、選挙人名簿登録者数の24.31%を占めた。この数字は、有権者の約4分の1が期日前を利用したことを示している。
選挙区別の投票率
選挙区別では、自民党新人の門寛子氏が中道改革連合の前職を破った8区(杉並区の一部)の投票率が63.48%で最も高かった。一方、最も低かったのは13区(足立区の中東部)で54.03%だった。区市町村別では、利島村が84.21%、青ケ島村が82.27%、御蔵島村が74.17%と、島しょ部の3村が7割を超える高い投票率を記録した。次いで文京区が67.85%で高かった。
比例代表東京ブロックの政党別得票率
比例代表東京ブロック(定数19)では、政党別得票率で自民党が33.10%を占め、トップとなった。以下、中道が16.51%、チームみらいが13.10%、国民民主党が11.02%、参政党が6.30%、共産党が6.01%、維新が5.67%と続いた。他の政党は議席を得られず、最下位の社民党は1.24%だった。この結果は、東京における政党支持の傾向を反映している。
全体として、投票率の上昇は見られたものの、依然として6割に達しない状況が続いており、有権者の関心向上が課題として残る。島しょ部の高い投票率は、小規模地域における選挙参加の活発さを示唆している。