自民党が衆院選で圧勝、単独で3分の2超える315議席を獲得
自民党が衆院選で圧勝、単独で3分の2超える315議席

自民党が衆院選で圧勝、単独で3分の2超える315議席を獲得

2026年2月9日未明、第51回衆院選の全465議席が確定した。公示前議席198だった自民党は、単独で3分の2を超える315議席を獲得し、圧倒的な勝利を収めた。これは戦後初めて、一つの政党が単独で3分の2以上の議席を獲得した歴史的な結果となった。

与党の優位性と野党の再編

自民党と連立政権を組む日本維新の会は、公示前の34議席から36議席へと上積みした。国民民主党も27議席から28議席に増加し、勢力を拡大させた。一方、中道改革連合は公示前の167議席から49議席に激減し、惨敗を喫した。野田佳彦共同代表は引責辞任を示唆し、馬淵澄夫共同選対委員長ら党幹部や枝野幸男氏も落選するなど、党勢が大きく後退した。

新興政党の台頭と既存政党の苦戦

参政党は公示前の2議席から15議席へと大幅に増加し、存在感を高めた。衆院選に初めて臨んだチームみらいは11議席を獲得し、躍進を遂げた。しかし、公示前が8議席だった共産党とれいわ新選組は、それぞれ4議席と1議席に後退した。減税日本・ゆうこく連合は公示前の5議席から1議席に減少し、日本保守党は公示前の1議席を守れなかった。社民党は国政選挙で初めて議席を得られず、無所属は5議席となった。

政治的な影響と今後の展望

自民党が単独で3分の2以上の議席を獲得したことで、与党は参院で過半数割れしているものの、参院で法案を否決されても衆院で3分の2以上の賛成により再可決し、成立させることが可能になった。高市早苗首相(自民総裁)は、党公約や日本維新の会との連立合意の実現に全力を挙げる方針を示している。自民党は福井2区を制した無所属前職の斉木武志氏を追加公認した。

選挙の詳細と社会的背景

女性の当選者は68人で、過去最多だった2024年の前回選挙より5人減少した。共同通信の集計による推定投票率は56.26%で、前回選挙を2ポイント程度上回る可能性がある。真冬に当たる2月の衆院選は1990年以来36年ぶりであり、11党などから1284人が立候補した。