衆院選2026 自民党・江藤拓氏、小選挙区落選も比例復活で議席確保へ
2026年2月8日投開票の衆議院選挙において、元農林水産相で自民党前職の江藤拓氏(65)が宮崎2区で落選の見込みとなった。江藤氏は比例区と重複立候補しており、比例復活による当選が確実視されている。
江藤氏の政治経歴と今回の選挙戦
江藤拓氏は、建設相を務めた父・隆美氏の秘書を経て、2003年の衆院選で初当選を果たした。父の代から築かれた分厚い後援会を背景に、連続8回にわたり小選挙区で当選を重ねてきた。農政に精通した政治家として知られ、石破内閣では2度目の農林水産相に就任している。
しかし、昨春の米価高騰の最中に「コメは買ったことがない。支援者の方々がたくさんコメをくださるので。売るほどある、家の食品庫には」と発言し、大きな批判を浴びた。この失言が事実上の更迭につながり、その後はおわび行脚に努めたものの、有権者の支持を十分に取り戻すには至らなかったようだ。
選挙結果の詳細と今後の展望
今回の衆院選2026では、江藤氏が宮崎2区で苦戦し、小選挙区での落選が確実となった。比例区での復活当選により、議席は確保される見通しである。この結果は、失言の影響が地元に残り、従来の強固な支持基盤にも揺らぎが生じたことを示唆している。
選挙戦では、江藤氏が農政通としての実績をアピールする一方で、対立候補からは失言問題が繰り返し指摘された。比例復活が確実となったことで、自民党内での立場は維持されるものの、今後の政治活動には一層の慎重さが求められるだろう。
衆院選2026は、2026年1月27日に公示され、2月8日に投開票が行われた。江藤氏を含む注目候補の当落結果が続々と明らかになる中、政治勢力図の変化が注目されている。