高市早苗首相は30日、イランのペゼシュキアン大統領と電話で協議を行った。協議後、首相は記者団に対し、出光興産の大型石油タンカー「出光丸」がホルムズ海峡を通過したことについて「前向きな動きとして受け止めていると伝えた」と明らかにした。また、全ての船舶の自由で安全な航行が確保されるよう、改めて強く求めたことを説明した。
首相の詳細な説明
首相は、出光丸の通過に関して、自身がペゼシュキアン氏に直接働きかけ、日本政府としてイラン側と調整を進めてきたことを明かした。その上で、全ての船舶の安全な航行を実現するために、引き続き外交努力を続ける考えを示した。ペゼシュキアン氏からは、今後の見通しを含めたイラン側の考えが説明されたという。
協議の背景
両首脳の協議は、米国とイスラエルがイランへの攻撃を開始した2月28日以降、4月8日に続いて2回目となる。地域の緊張が高まる中、日本政府は外交ルートを通じた対話を継続している。
出光丸は、約200万バレルの石油を積み、名古屋港に向けて航行中。今回の通過は、政府の交渉が関与した結果とみられる。



