川崎駅前が大変貌!複数再開発でアリーナや歩行者天国が誕生
川崎駅前再開発で変貌 アリーナや歩行者天国

神奈川県川崎市川崎区の京急川崎駅とJR川崎駅周辺で、複数の再開発事業が同時進行しており、街の景観が大きく変わろうとしている。2024年春には、京急川崎駅中央口に隣接する交差点が歩行者専用道路に生まれ変わった。さらに、2030年10月には、かつて自動車教習所があった跡地に、音楽ライブやスポーツ観戦が可能な収容人数1万人規模の新しいアリーナが開業する見通しだ。通勤や通学で駅を利用する人々に、この変貌に対する期待を聞いた。

交差点が歩行者天国に

京急川崎駅中央口の線路高架下にある改札口。4月17日午後2時、多くの人々が歩行者用道路に変わった交差点跡を往来していた。毎日この駅を利用する東京都大田区在住の78歳の男性は「通勤が楽になって良かった」と歓迎した。高校の同級生と訪れた窪田結心さん(15)も「これを機に飲食店や街路樹が増え、もっと活気づいてほしい」と期待を寄せた。

川崎市は3月1日から、交差点跡とそれにつながる車道を歩行者用道路に変更。信号待ちが駅前の混雑原因となっていたため、信号機を撤去し、歩行者が自由に歩いたり立ち止まったりできる空間を創出した。同時に、一方通行だった県道「川崎府中線」を片側1車線の対面通行に改めた。車道の付け替え工事により、車の流れを交差点跡からJR川崎駅前側に誘導。市の担当者は「駅前に残された最後の大規模な土地で、将来のアリーナ開業を見据えた動きだ」と説明している。

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1万人収容の新アリーナ

アリーナ建設予定地は、交差点跡の北東約300メートル。JR線と京急線に挟まれ、北東には多摩川の土手や河川敷が広がる。2024年3月までは自動車教習所「KANTOモータースクール川崎校」があった。建設を主導する京急電鉄とIT大手ディー・エヌ・エー(DeNA)は、アリーナをバスケットボールBリーグの川崎ブレイブサンダースの新たな本拠地とする方針。JR川崎駅北口から交差点跡を経てアリーナに至る街並みを「門前町のように」一体整備する考えで、市も協調する。

高層ビル建設も進行

さらに、2024年1月に閉店した家電量販店ヨドバシカメラの跡地には、地上24階(高さ119メートル)、延べ床面積8万3000平方メートルの高層ビル「A-1街区」が建設される。近隣には別の地上10階(高さ39メートル)、延べ床面積2300平方メートルのビル「A-2街区」も建設予定。隣接するアリーナと合わせ、東京都心や羽田空港への近さを生かし、街の魅力向上に貢献すると期待されている。

地元出身だという団体職員の三ツ石小百合さん(40)=横浜市港北区=は「川崎を面白おかしく取り上げるテレビ番組の影響か、友人に『川崎出身』と言うとからかわれる。新アリーナをきっかけに街の清潔感が増し、エンターテインメントの拠点として魅力を発信できれば」と期待を語った。

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