英投資ファンドのアセット・バリュー・インベスターズ(AVI)は30日夜、6月に予定されるロート製薬(大阪市)の株主総会に、創業家出身の山田邦雄会長について取締役を解任する議案を提出したと明らかにした。
AVIの指摘:創業家による経営支配
AVIは公表資料で、山田氏は1999年以降ずっと社長または会長の職務に就いており、創業家が会社の経営を実質支配していると指摘。その結果、収益化の道筋が見えない再生医療事業を続けるなど、経営がゆがめられているとしている。
投資とキャンペーンの経緯
AVIは2024年にロート製薬への投資を始め、現在は約2%分の株式を保有しているという。25年春にも再生医療事業の撤退・縮小を検討するよう会社側に求めるキャンペーンを実施していた。
この記事を書いた清井聡経済部記者は、企業経営、ガバナンス、産業政策を専門としている。



