経団連副会長に秋池玲子氏ら6人内定 女性2人起用で組織刷新
経団連副会長に秋池玲子氏ら6人内定 女性2人起用

経団連副会長人事で秋池玲子氏ら6人内定 女性2人を起用し組織刷新へ

日本経済団体連合会(経団連)は2月9日、副会長にボストンコンサルティンググループの秋池玲子日本共同代表(61歳)ら6人を内定したと正式に発表しました。この人事は6月に開催される定時総会での承認を経て発効し、任期は2期4年間となります。

女性副会長が2人に拡大 多様性推進の明確なメッセージ

今回の人事で特に注目されるのは、女性の副会長が水道サービス関連企業ヴェオリア・ジャパンの野田由美子会長(66歳)と秋池氏の2人となる点です。経団連のトップ層における女性の登用は、組織の多様性を強化する重要な一歩として評価されています。

筒井義信会長は9日に行われた定例会見で、秋池氏について「非常に冷静で、発信力に長じた方だ」と高く評価。国際的な視野と戦略的な思考力を兼ね備えた人材として期待を表明しました。

新たな副会長陣容と組織の再編成

他の内定者には以下の人物が含まれています:

  • JR東日本の深沢祐二会長(71歳)
  • その他4名の経営トップ

一方、現職の副会長のうち、アサヒグループホールディングスの小路明善会長(74歳)ら5人は任期満了に伴い退任します。この一連の人事により、現在19人いる副会長は20人に増加し、組織の刷新が図られることになります。

経団連の新たな方向性と今後の課題

この人事は、経団連がグローバルな経済環境の変化に対応するため、多様なバックグラウンドを持つリーダーを登用する方針を明確に示したものと言えます。特に秋池氏のようなコンサルティング分野からの起用は、従来の業界団体の枠を超えた人材活用として注目されます。

経団連は日本経済を代表する団体として、持続可能な成長とイノベーションの促進が期待されています。新たな副会長陣容のもと、どのような政策提言や国際連携が展開されるか、業界内外から関心が寄せられています。