NYダウ平均株価、3日連続で最高値更新 住宅関連株が買われる一方ウォルマートは下落
NYダウ3日連続最高値更新、住宅株買いでウォルマート下落

NYダウ平均株価が3営業日連続で最高値を更新、5万188ドル台に到達

2026年2月10日、ニューヨーク株式市場において、ダウ工業株30種平均(ダウ平均株価)の終値が、前日比52.27ドル高5万188.14ドルを記録しました。これは、3営業日連続で史上最高値を更新する快挙となり、市場関係者の注目を集めています。

長期金利低下が住宅関連株を後押し

この日の市場動向を分析すると、米国債券市場での長期金利の低下が主要な要因として挙げられます。金利低下は、住宅ローンなどの借入コストを減らす効果があり、特に金利敏感な銘柄として知られる住宅関連株が買い集められました。具体的には、住宅建設会社や不動産関連企業の株価が上昇し、市場全体をけん引する形となりました。

小売売上高の予想下回りでウォルマートなどが下落

一方で、同日発表された2025年12月の米国小売売上高が市場予想を下回ったことから、消費減速への懸念が広がりました。これにより、小売業界の大手であるウォルマートをはじめとする関連銘柄が値下がりし、市場の一部で調整圧力が働きました。この動きは、経済指標の微妙な変化が株価に直接影響を与えることを示す好例と言えるでしょう。

ナスダック総合指数は下落、IT株に売り圧力

また、IT企業の銘柄が多くを占めるナスダック総合指数は、終値が136.19ポイント安2万3102.48となり、下落傾向を示しました。これは、金利環境の変化や個別企業の業績見通しなど、複合的な要因が影響していると見られています。市場全体では、ダウ平均の上昇とナスダックの下落が併存する、二極化した動きが目立ちました。

総じて、ニューヨーク市場は、長期金利の低下による住宅関連株の買いと、小売売上高の不振による消費関連株の売りが交錯する中で、ダウ平均が堅調に推移しています。今後の動向としては、金利政策や経済指標の発表に加え、企業業績の詳細な分析が鍵を握ると予想されます。