日本科学未来館で万博技術展 ミライ人間洗濯機やiPS心筋シートを展示
科学未来館で万博技術展 ミライ人間洗濯機など展示

日本科学未来館で万博の先端技術を再現する特別企画展が開幕

大阪・関西万博で注目を集めた革新的な科学技術を再び体験できる貴重な機会が東京で訪れます。日本科学未来館(東京都江東区)では、「みゃくみゃくとつなぐ展~万博とひらく未来~」と題した特別企画展が2月18日から始まります。この展示会は、万博で披露された最先端の研究成果と未来志向のプロジェクトを広く一般に紹介することを目的としています。

万博で話題を呼んだ展示物が東京に登場

企画展の目玉となるのは、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製された心筋シートと、「ミライ人間洗濯機」の実機です。特にミライ人間洗濯機は、2025年5月に大阪市此花区の夢洲で開催された万博で大きな反響を呼び、そのユニークなコンセプトが多くの来場者の関心を集めました。これらの展示物は、科学技術が日常生活にもたらす可能性を具体的に示すものとして期待されています。

3Dバイオプリント技術で作られた「霜降り肉」も初公開

さらに、会場では本物の和牛の細胞を培養し、3Dバイオプリント技術を用いて作製された「霜降り肉」が東京で初めて公開されます。これは、食肉生産の未来像を提示する画期的な試みであり、バイオテクノロジーの進歩が食品産業に与える影響を考察する機会を提供します。

大屋根リングの設計者による会場デザインと記録映像

万博のシンボルとして位置付けられた環状の巨大木造建築物「大屋根リング」を設計した建築家・藤本壮介氏による会場デザイン計画も展示されます。加えて、大屋根リングが実際に使用されている様子を記録した貴重な映像が公開され、万博の空間体験を追体験できる構成となっています。

入場無料で4月13日まで開催

この企画展は入場無料で、4月13日まで開催されます。科学技術に興味を持つ幅広い層が気軽に訪れられるよう配慮されており、家族連れや学生、研究者など多様な来場者を迎え入れる見込みです。日本科学未来館は、万博の遺産を継承し、未来のイノベーションへの理解を深める場として、この展示会を重要な機会と位置付けています。