中日、2カードぶり負け越し メヒア早め起用も実らず連敗
中日、2カードぶり負け越し メヒア早め起用も実らず

中日は30日、バンテリンドームナゴヤで行われたDeNA戦に2―4で敗れ、2連敗を喫した。これにより、2カードぶりの負け越しとなった。試合は2―2の同点で迎えた七回、2番手のメヒアがヒュンメルに右前打を許し、2点を勝ち越された。さらに九回には仲地が2失点し、突き放された。先発のマラーは七回途中4失点で降板し、今季2敗目を記録した。DeNAはプロ初先発の篠木が6回2失点で初勝利を挙げた。

メヒアの苦い記憶が影響

七回1死一、二塁の場面で、井上監督は球数86球の先発マラーに代えてメヒアを投入した。しかし、ベンチのシナリオは崩れた。打席のヒュンメルに対し、初球の大きく縦に割れるカーブが捕手の手前で弾み、暴投となり走者が進塁。ピンチは二、三塁に広がった。その後、メヒアは執拗にカーブを続け、1ボールから2球連続で空振りを奪ったものの、打者がタイミングを合わせ始めた。そして7球目、完璧に捉えられた打球が右翼で弾む間に2人の走者が生還した。

捕手の石伊は「他の球種を挟まないといけなかったが、そのタイミングがなくなった」と振り返った。7球全てカーブを選んだ背景には、8日の敵地でのDeNA戦での苦い記憶があった。その試合では2点リードの八回にメヒアがヒュンメルに同点打を浴びていた。今季、主に八回を任されてきたメヒアの早めの起用も実らず、井上監督は「最後に打たれるのが一番甘いボールでは」と注文を付けた。

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細川が16試合ぶり本塁打も実らず

打線は粘りを見せたものの、勝利には結びつかなかった。細川が16試合ぶりの本塁打となる3号ソロを放った。1点を追う二回、先頭で打席に立ち、DeNA先発の篠木が初球に投じた150キロの直球を左翼側ホームランウイングに運んだ。本拠地での今季初アーチで一時同点とし、「先制された後、すぐに1点を返せてよかった」と振り返った。これで7試合連続安打となり、状態は「一試合一試合、徐々に良くなっている」と話すが、「個人の成績よりもチームの勝利が一番」と敗戦に表情はさえなかった。

マラーの走塁ミスも痛恨

同点に追い付いた五回には、一塁走者のマラーが続く福永の中前打で三塁を狙ってアウトになる場面があった。マラーは「ヒットも打って気分が上がっていたが、行くべきではなかった」と反省。チームは自ら勝機を手放す形となった。苦しんだ4月が終わり、負け越しは11。やるべきことをやらなければツキは回ってこない。

井上監督のコメント

井上一樹監督は先発マラーについて、「来日2年目で成長している部分は認めつつも『郷に入れば郷に従え』。向こう(米国)で通用していたものが通用しないということも分かっているだろう。勝つためには何かが足りない。学ばなきゃいけない部分がある」と指摘。打線については、「いろんな形を考えた上でオーダーを組んだが、単発の2点という形では、やはり勝ちが取れなかった」と振り返った。細川については、「徐々に上がりつつあるので、このまま上がっていってほしい」と期待を寄せた。

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