藤井聡太名人(23)=竜王・王位・棋聖・棋王・王将と合わせ六冠=に糸谷哲郎九段(37)が挑戦する第84期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ特別協賛)の第2局が25、26の両日、青森市の「ホテル青森」で指される。青森市など地元共催。4連覇を目指す名人の開幕2連勝か、第1局の後、16日の対局で勝って九段昇段を決めた糸谷九段がタイに戻すか。青森市での将棋名人戦は1979年の第37期(中原誠名人―米長邦雄挑戦者)第5局以来、47年ぶりとなる。
歓迎セレモニーと前夜祭
両対局者は24日午後、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸での歓迎セレモニーに出席。前夜祭で藤井名人は「第1局は出だしから予想外の展開。第2局も一手一手しっかり読みを入れて、良い将棋にしたい」と意気込みを語った。糸谷九段は「構想と現場でのひらめきが一体となった良い将棋を目指し、精進したい」と抱負を述べた。
対局の詳細
2日制で持ち時間は各9時間。第2局の先手番は藤井名人。立会人は、青森県弘前市出身の行方尚史九段(52)が務める。両対局者は既に対局室を検分し、駒や駒袋、駒箱なども確認した。地元青森では47年ぶりの名人戦開催とあって、注目が集まっている。
藤井名人は第1局を制し、好スタートを切った。糸谷九段は第1局後に九段昇段を決めて勢いに乗る。第2局は両者の調子が直接対決にどう影響するかが見どころだ。



