スノーボード男子ハーフパイプ、日本勢4選手全員が決勝進出を決める
ミラノ・コルティナ冬季オリンピック第6日の2月11日、スノーボード男子ハーフパイプ(HP)予選が行われ、日本代表の4選手全員が上位12人による決勝への進出を確実にした。前回北京大会の金メダリストである平野歩夢選手(27)=TOKIOインカラミ=は、1月に負った骨盤などの骨折の影響が懸念されていたが、7位で予選を突破した。
日本勢の順位と決勝への意気込み
予選では戸塚優斗選手(24)=ヨネックス=が2位、山田琉聖選手(19)=チームJWSC=が3位、平野流佳選手(23)=INPEX=が5位と、全員が安定したパフォーマンスを見せた。決勝は2月13日(日本時間14日未明)に実施される予定だ。
平野歩夢選手は試合後、「(体が)ぎりぎりの状態で予選が始まったが、2本とも何とか決められた。決勝で自分のベストを尽くしたい。ここまで来たらやるだけ」とコメントし、決勝への意欲を示した。戸塚優斗選手も「思ったよりレベルが高くて、こういう試合は面白い。落ち着いていけた。このままいい流れを決勝に持っていきたい」と語り、高レベルな競技環境を楽しむ姿勢を見せている。
日本選手団、メダル獲得は途切れる
一方、この日の日本選手団は他の競技でも表彰台に立つことができず、競技が本格的に始まった第2日の2月7日から続いていたメダル獲得の連続記録が途切れた。フリースタイルスキー女子モーグルでは冨高日向子選手(25)=多摩大ク=が4位に入り、3位の選手と同点ながらターン点でわずかに下回る惜しい結果となった。
スピードスケート男子1000メートルでは野々村太陽選手(24)=博慈会=の13位が最高順位だった。また、ノルディックスキー複合男子では、今季限りで引退を表明している渡部暁斗選手(37)=北野建設=が、今大会最初の種目となる個人ノーマルヒルで11位に終わった。
決勝への期待と今後の展望
スノーボード男子ハーフパイプの決勝では、日本勢全員が揃ってメダル争いに挑むことになる。平野歩夢選手の回復状況や、戸塚優斗選手の高難度ルーティンへの挑戦など、見どころが満載だ。日本選手団全体としては、メダル獲得の再開を目指し、残りの競技での活躍が期待される。
冬季オリンピックは中盤戦に差し掛かり、各国の選手たちが熱戦を繰り広げている。日本勢の奮闘に注目が集まる中、スノーボード男子ハーフパイプの決勝は、メダル獲得の重要な機会となるだろう。