中尾春香、膝の痛みに耐え初舞台 モーグル17位「立てているのも奇跡」と感謝
2026年2月11日、イタリア・リビーニョで開催された女子モーグル決勝において、日本代表の中尾春香選手(24歳)が17位という結果に終わった。試合後、中尾選手は完治していない右膝の痛みを感じながらの出場であったことを明かし、十分な力を発揮できなかった悔しさをにじませた。
膝の痛みがプレーに影響 中盤の加速につながらず
中尾選手は2024年3月に右膝の前十字靱帯断裂などの大けがを負い、長期のリハビリを経てこの舞台に立った。しかし、本番では膝の痛みが気になり、中盤の加速につなげることができなかったという。「気持ちはしっかり前にいけていたが、膝が気になって攻めきれなかった」と、悔しさを口にした。多くのファンや関係者からの激励メッセージに力をもらったとしながらも、痛みがパフォーマンスに影響を与えたことを認めた。
大けがから乗り越えた初舞台 「奇跡」と感謝の言葉
中尾選手は、この初舞台について「ここに立てているのも奇跡。本当に感謝している」と語り、困難を乗り越えて出場できたことへの感謝の気持ちを強調した。さらに、「この悔しさをつなげたい」と述べ、次に向けて気持ちを切り替える姿勢を見せた。今後はデュアルモーグルにも挑戦する意向を示し、新たな目標に向かって前進する意志を明らかにした。
関連する選手の動向
同日の女子モーグルでは、冨高日向子選手が4位に入る活躍を見せた。また、ノルディック複合では渡部暁斗選手が11位、山本涼太選手が15位となった。フリースタイルスキーでは、吉村紗也香選手が五輪カーリング女子の公式練習に臨み、初戦へ向けて「やるだけ」と意気込みを語った。女子モーグルでは柳本理乃選手も出場し、決勝2回には進めなかったものの、全力で滑り切り笑顔を見せた。
中尾選手の今後の活躍に注目が集まる中、膝の回復とパフォーマンス向上が期待される。ミラノ・コルティナオリンピック2026に向けて、日本選手団の奮闘が続いている。