フォーミュラE東京大会、初のナイトレースで夏の夜を熱くする
電動車の世界選手権「フォーミュラE(FE)」の東京大会が、2026年7月25日と26日の2日間にわたり、東京都江東区の有明地区で開催されることが決定した。今回の大会では、初めてナイトレースが導入され、夜間の都市景観を背景にしたレースが展開される予定だ。
小池知事とドッズCEOが会見でPR
14日、東京都庁で行われた会見には、ジェフ・ドッズ最高経営責任者(CEO)と小池百合子東京都知事が出席し、大会の詳細を発表した。小池知事は「真夏の夜の熱戦を、ぜひ楽しみにしていただきたい」と述べ、ナイトレースの魅力を強調した。ドッズCEOは「東京のダイナミックな都市景観の中でナイトレースを実施できることは、年間スケジュールの中でも特に目玉となるイベントだ」と語り、東京開催の重要性を訴えた。
東京大会は、東京ビッグサイト周辺に設けられた特設サーキットで行われ、これで3年連続3回目の開催となる。前回までの経験を活かし、より洗練されたレース運営が期待されている。
女性レーシングドライバーJujuも登場
会見には、スーパーフォーミュラに参戦する唯一の女性レーシングドライバー、「Juju」こと野田樹潤も参加した。Jujuは3月にスペインで開催されたFEの公式ルーキーテストにジャガーチームから参加しており、シリーズについて「環境に優しく、エンジン音がないため、都心での開催が可能な点が大きな魅力だ」と語った。彼女のコメントは、電動車レースの持続可能性と都市適応性を浮き彫りにしている。
チケット情報と展示イベント
東京大会のチケットは、現在イープラスで先行予約を受け付け中だ。また、東京都庁第一本庁舎の1階ロビーでは、ポルシェのレース車両が20日まで展示されており、ファンや一般市民が間近で見学できる機会を提供している。この展示は、大会への関心を高めるためのPR活動の一環として位置づけられている。
フォーミュラEは、従来のモータースポーツとは異なり、騒音や排気ガスを抑えた電動車を使用することで、都市部での開催が可能となっている。今回の東京大会では、ナイトレースという新たな要素を加えることで、より多くの観客を惹きつけ、国際的な注目を集めることが期待される。
小池知事は、大会を通じて東京の魅力を世界に発信するとともに、持続可能な都市開発の一環として位置づけている。ドッズCEOも、東京のような大都市での開催が、フォーミュラEのグローバルな拡大に貢献すると述べ、今後の展開に期待を寄せた。



