ウクライナ高官、ロシア軍の装備不足深刻と分析 戦勝記念日パレードにも影響
ウクライナ高官、ロシア軍装備不足を指摘 戦勝記念日パレード影響

ロシアによるウクライナ侵攻が長期化する中、ウクライナ大統領府のレシチェンコ顧問は4月30日、キーウで共同通信の単独インタビューに応じ、ロシア軍の装備不足が深刻化しているとの見解を示した。

戦勝記念日パレードに装備隊列不参加

ロシアは5月9日の対ドイツ戦勝記念日に行う軍事パレードに、兵器や装備の隊列を参加させないことを決定。これについてレシチェンコ氏は「前線で全てを浪費し、パレードに回せる装備がない」と分析した。

同氏は2022年の侵攻開始直後から大統領府で政策立案に関与し、対ロシア制裁の調整を担当。ロシアのプーチン大統領が記念日に合わせて停戦を提案していることについても「パレードを無事に開催するためのものだ」とし、「1~2日の停戦に大きな意味はない」と一蹴した。

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恒久的停戦を条件に

ウクライナ側は外交交渉の条件として、恒久的な停戦を求めていることを改めて強調。レシチェンコ氏は「一時的な停戦ではなく、持続可能な和平が必要だ」と述べた。

前線の変化と無人機戦闘

レシチェンコ氏は侵攻開始後、ウクライナ東部ドネツク州の前線を約80回視察したと説明。当初見られた戦車は姿を消し、無人機による攻防が主体となったとし「戦争の論理や装備が変化した」と指摘した。

無人機に関しては「ウクライナが最高のノウハウを持っている」と自信を示し、今春の戦闘で毎月ロシア兵3万人超が死傷したと述べた。

ロシア軍の装備不足は前線だけでなく、記念行事にも影響を及ぼしており、戦況の変化がうかがえる。ウクライナ側は無人機戦闘で優位に立っていると主張している。

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