米国産原油を積んだタンカーが26日、東京湾に到着した。経済産業省によると、中東情勢の悪化後に米国から調達して届くのは初めてとなる。政府や石油元売りは中東のホルムズ海峡を通らないルートでの原油調達を進めており、米国は有力な供給源の一つとなる見込みだ。
調達の詳細と輸送ルート
調達したコスモエネルギーホールディングスによると、原油は約14万5千キロリットルで、これは国内消費の半日分に相当する。米テキサス州を3月22日に出発し、小規模なタンカーが通れるパナマ運河を経由して35日間かけて運ばれた。アフリカの喜望峰を回る55日間のルートよりも短い期間での到着となった。
政府の調達戦略
政府は米国のほか、中南米や中央アジアなどからも原油を調達する方針を示している。中東情勢の不透明感が続く中、ホルムズ海峡に依存しない多角的な調達ルートの確保が急務となっている。



