米商務省が29日に発表した3月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は、年率換算で前月比10.8%増の150万2千戸となった。市場予想の140万戸程度を大幅に上回り、2カ月ぶりのプラスに転じた。
一戸建てと集合住宅が牽引
主力の一戸建ては前月比9.7%増の103万2千戸と堅調な伸びを示した。また、集合住宅も大きく増加し、全体の着工件数を押し上げた。前年同月比でも10.8%増と高い水準を維持している。
地域別の動向
地域別に見ると、最大市場である南部が前月比9.1%増と順調に拡大。北東部は24.8%増、中西部は12.2%増、西部は7.2%増と、全地域で増加を記録した。
建設許可件数は減少
一方、着工件数の先行指標となる建設許可件数は前月比10.8%減の137万2千戸と、市場予想を下回った。前年同月比でも7.4%減少しており、今後の着工動向に注意が必要だ。



