大阪・関西万博の閉幕から間もなく4カ月を迎える中、会場跡地である夢洲(大阪市此花区)では、かつて来場者を魅了した海外パビリオンやシンボル構造物「大屋根リング」の解体工事が着々と進展しています。
上空から見た跡地の現状
2026年2月10日、上空からの観察によると、ギネス世界記録に認定された「最大の木造建築物」である大屋根リングは、全長約2キロのうち、南東側と西側の一部が既に撤去されました。さらに、東側の一部は骨組みのみが残る状態となっています。リング内部に林立していた海外パビリオンについては、大型クレーンを用いた解体作業が進行中で、建物はまばらに残存している状況です。
今後の解体スケジュールと跡地計画
日本国際博覧会協会の発表によれば、大屋根リングは2027年8月までに、北東部分の約200メートルを除く大部分が撤去される見込みです。その後、会場跡地は更地化され、2028年2月までに所有者である大阪市へ返還される予定となっています。
この解体プロセスは、万博閉幕後のレガシー管理における重要な段階を象徴しており、地域の再開発に向けた準備が本格化していることを示唆しています。工事の進捗は、かつての賑わいを偲ばせる光景から、新たな都市計画への移行期を印象づけています。