札幌・定山渓温泉で「渓流鯉のぼり」が春の訪れを告げる
札幌市南区の定山渓温泉で4月10日、こどもの日を前に恒例の「渓流鯉のぼり」が始まりました。大小約400匹の色とりどりのこいのぼりが、温泉街を中心に公園や足湯、神社などに飾られ、まだ雪が残る渓谷に鮮やかな春の彩りを添えています。
豊平川上空を雄大に泳ぐ7メートルの大型こいのぼり
街を流れる豊平川の上では、両岸のホテルから渡されたワイヤに、大きさ7メートルにも及ぶ大型こいのぼり36匹が吊るされています。春風を受けてゆらりと揺れる姿は、まるで空を泳いでいるかのようで、訪れた人々の目を楽しませています。
このイベントは、定山渓観光協会が家庭で使用しなくなったこいのぼりを譲り受けて開催しており、今年で40回目を迎える伝統行事となりました。地域の資源を有効活用しながら、春の風物詩として定着しています。
ゴールデンウイークには桜とこいのぼりの共演も
イベントは5月10日まで続き、ゴールデンウイークの時期には、定山渓で桜の開花も見込まれています。残雪が輝く山々を背景に、ピンクの桜と色鮮やかなこいのぼりが織りなす風景は、この時期ならではの魅力です。
観光協会関係者は「雪解けが進む渓谷に、こいのぼりが春の息吹を運びます。多くの方に、自然と伝統が調和した景色を楽しんでいただければ」と話しています。地域の活性化にもつながるこの行事は、札幌の春を象徴するイベントとして、今後も続けられていく予定です。



