矢祭町の歴史を古文書で辿る 福島県歴史資料館で収蔵資料展
矢祭町の歴史を古文書で辿る 福島県歴史資料館で収蔵資料展

福島市の県歴史資料館で開催中の収蔵資料展「水郡線応援 東白川郡の古文書―矢祭町編―」では、江戸・明治期を中心とした矢祭町ゆかりの絵図や行政文書などの古文書を通じ、土地の歴史や人々の暮らしを紹介している。資料展の趣旨や見どころについて、同館の小野孝太郎さんに寄稿してもらった。

水郡線沿線の歴史を紐解くシリーズ展

当館では、JR水郡線の活性化を応援するため、沿線地域(東白川郡)ゆかりの古文書を紹介するシリーズ展を開催してきました。今回はその第何弾となる矢祭町編です。展示では、約300年前の矢祭町宝坂地区を描いた「白川郡宝坂村絵図」や、明治期の矢祭神社などを描いた「矢祭神社及矢祭山八景」、1660年のたばこの勘定書「たはこ仕切状之事」、幕末の四国巡礼者が携帯した「納経四国八拾八ケ所」など、貴重な資料が並びます。

展示の見どころ

特に注目は、矢祭町の歴史を物語る絵図や文書の数々。江戸時代の村の様子がわかる絵図からは、当時の地形や土地利用が読み取れます。また、明治期の神社の絵図は、地域の信仰の中心がどのように変わったかを示しています。さらに、たばこの勘定書は、当時の商取引や経済活動を知る手がかりとなります。四国巡礼の納経帳は、遠く離れた土地との交流の証です。

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