子どもの心をつかみ、大人も思わず笑ってしまう――。人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの巡回展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」(朝日新聞社、KKB鹿児島放送など主催)が鹿児島市のカクイックス交流センターで24日から始まる。6月21日まで開催される。
1万5000枚以上のスケッチを展示
ヨシタケさんが絵本作家デビュー前から日々描きためてきたスケッチは1万5000枚を超える。その中から選ばれた2000枚以上の複製スケッチが壁一面に貼り付けられている。代表作「りんごかもしれない」など27冊の原画も展示され、ヨシタケさんのユニークな発想の源である妄想やアイデアが詰まった「頭のなか」を垣間見ることができる。
ユーモアあふれる作品の世界
ヨシタケさんは2013年に40歳で絵本作家デビューし、これまでに30冊以上を出版。日常の何げない疑問を独自の視点とユーモアで描く作風は、海外でも人気を集めている。会場には子どもたちが飽きないような工夫も随所に施されている。
会場では、リンゴを模したボールを口に入れると吹き出しが変わるインタラクティブな展示もあり、来場者はヨシタケワールドを五感で楽しめる。また、ヨシタケさん自身が会場内のさまざまな場所に直筆の付箋を貼っており、来場者はそれらを探す楽しみもある。
この展覧会は、鹿児島を皮切りに全国を巡回する予定。ヨシタケさんの創造性あふれる世界に触れる貴重な機会となりそうだ。



