カテゴリー : 文学


絵本『みえないおしごと』が日常の仕組みを描く

『みえないおしごと』は、信号や自動販売機など日常品の内側で働く存在を想像する絵本。素朴な絵とノスタルジックな雰囲気が魅力で、昨年「書店員が選ぶ絵本新人賞」で大賞と絵本専門士賞をダブル受賞。中央公論新社刊、1870円。

本島への3度目の旅、67年後の再訪で記憶が蘇る

瀬戸大橋の中間点から見下ろせる本島。中学時代の臨海学校でオコゼの針に刺された激痛の思い出から67年後、81歳の筆者が3度目の旅を敢行。診療所を訪ね、当時の感謝を伝える心温まるエピソードを綴る。

沖縄ルポ著者が10年後に見たもの (20.02.2026)

沖縄の性と暴力を描いたルポルタージュ『裸足で逃げる』の著者が、10年後の現状を新たに書き加え、妊婦のためのシェルター開設で幕を下ろす。根無し草たちの物語を探る3冊の本を紹介。

渡辺一枝の東京子育て記:小平市での日々と転機

作家・渡辺一枝が小平市での子育てを振り返る。玉川上水での昆虫採集や野草摘みなど自然と触れ合う日々、夫の作家転身、自身の「不良宣言」を経て、シンポジウムでの出会いが人生を変えた。

「オトン飯」がつなぐ親子の絆 息子が喜ぶ父の手料理

大阪府八尾市の竹田真さん(58)が、妻が不在の週末に高校生の息子のために作る「オトン飯」が話題。ガーリックバターライスや爆盛りバーガーなど、カロリーとボリューム満点の料理を通じて、かつて父の飲食店で働いた経験が今の親子関係につながっていると語る。

翻訳家バートン氏、日本文学ブーム持続へ育成を強調

英国でヒットした小説『BUTTER』の訳者、ポリー・バートン氏が来日し、日本文学の人気が一過性で終わらないよう、丁寧な作品選びと翻訳家育成の必要性を語りました。異文化理解の鍵を握る翻訳家の役割に焦点を当てています。

芹沢光治良の富士山への思い 沼津で企画展

静岡県沼津市の芹沢光治良記念館で、作家・芹沢光治良の企画展「光治良 思い出の風景~富士山にどなられた」が開催中。直筆原稿など約70点を展示し、富士山が人生の指針となった作風をひもとく。5月31日まで。

『惣十郎浮世始末』第225回 役人社会の駆け引きと対峙

江戸時代の役人社会を舞台にした『惣十郎浮世始末』第225回。惣十郎と崎岡が例繰方の駒井伴之輔と対峙する中で、役所内の複雑な人間関係と処世術が浮き彫りになる。崎岡の巧みな対応と駒井の高圧的な態度が、時代小説の深みを増す一幕だ。

AI小説が芥川賞候補、文学界に波紋 (17.02.2026)

人工知能(AI)が生成した小説が芥川賞の候補作品としてノミネートされ、文学界に大きな衝撃が走っています。AIと人間の創造性の境界が問われる中、審査員や作家たちから賛否両論の声が上がっています。

こだま新作「けんちゃん」刊行 特別支援学校舞台に生きる力

作家こだまが初のフィクション小説「けんちゃん」を刊行。特別支援学校に通うダウン症の少年けんちゃんと周囲の人々の交流を通じ、障害にとらわれず心のままに生きる姿を描く。自身の臨時職員経験も反映した多視点の物語が、読者に新たな気付きをもたらす。

AI小説が文学賞候補に、審査員も驚き (16.02.2026)

人工知能(AI)が執筆したとされる小説が、国内の主要な文学賞の候補作品として選出された。審査員は「人間の作品と区別がつかない」と評価し、AIと文学の境界線が揺らぐ事態となっている。

スモーキングルーム第144回:ホテルの静寂と国の岐路

千早茜による『スモーキングルーム』第144回。煙と女性の静かなやり取りが描かれるホテルの情景と、国民投票中止を余儀なくされた国の政治状況が交錯する。凍てつく冬から突然の春へと移り変わる季節の異常さが、物語に深みを加える。

84歳の筆者が語る村の餅拾い、新年の祈りと笑い (15.02.2026)

奈良県十津川村で行われた新年の村祭り。84歳の筆者が餅拾いに参加し、神事の厳かな雰囲気から境内での賑やかな餅まきまで、村人たちの親睦を深める和やかな光景を描く。昔話を交えながら、高齢化する地域の現実も垣間見えるエッセー。

豊永浩平「はくしむるち」、沖縄の傷と若者のアート抵抗

沖縄出身の作家・豊永浩平氏が新作「はくしむるち」を刊行。沖縄戦の傷や基地問題を背景に、グラフィティアートで壁を越えようとする若者たちの群像を描く。前作から深みを増したテーマ性と二人称文体が物語に新たな視点をもたらしている。

読売新聞「本よみうり堂」2月22日朝刊の書籍紹介

読売新聞の書評コーナー「本よみうり堂」が、2026年2月22日(日曜)の朝刊で紹介予定の書籍を発表。医学、歴史、経済、文化など多岐にわたる10冊を掲載し、読者の知的関心を刺激する内容となっています。

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