カテゴリー : 美術
港区MoN Takanawa開館 ぐるぐる展が問う都市文化の未来
東京・港区の巨大都市開発「TAKANAWA GATEWAY CITY」内に複合型ミュージアム「MoN Takanawa」がオープン。開館記念展「ぐるぐる展」は循環をテーマに、現代の都市文化の在り方を問いかける。美術評論家の藤田一人氏は、華やかなイベント性に傾く文化施設の潮流に警鐘を鳴らし、安らかな一時代の終焉を提唱する。
センスは誰でも磨ける技術 秋山具義氏が語る
アートディレクターの秋山具義氏は、センスを「人をハッとさせるアウトプット」と定義し、気づきと練習で習得可能な技術だと主張。常識の半歩先を行く「ずらし」が鍵で、企画や教育など多分野に応用できる思考法を紹介。
福島で創作人形展、文部科学大臣賞作品など500点展示 (19.04.2026)
福島市で開催中の「ドールアート展inうつくしま2026」は、国内外の作家による約500点の創作人形を展示する国内最大規模の展示会です。文部科学大臣賞受賞作「初恋~私のAnne~」をはじめ、多彩な受賞作品が並び、入場無料で25日まで開催されています。
佐藤ジュンコの軌跡 美術館が原点、福島愛を座布団に
イラストレーター・佐藤ジュンコ氏が語る創作の原点は初めて訪れた美術館。人との関わりから世界が広がり、福島への愛を相撲座布団に込めるなど、古里と再び出合い直す物語を紹介。
97歳・木村セツさん、茨城で新聞ちぎり絵原画展 (17.04.2026)
新聞ちぎり絵作家の木村セツさん(97)の作品を集めた「97歳セツの新聞ちぎり絵 原画展」が茨城県笠間市の笠間日動美術館で始まりました。約180点の手づくり作品を展示し、関東地方では初めての大規模展示となります。
埼玉県立近代美術館に「ボールチェア」登場、座れるイベント開催
埼玉県立近代美術館に世界的デザイナー・エーロ・アールニオの名作「ボールチェア」が新たに展示されました。19日と26日には来館者が実際に座れる無料イベントが開催され、未来を感じさせるデザインを体感できます。
ロッソ「Ecce Puer」初公開 東京国立近代美術館で神秘的な彫刻展
東京国立近代美術館で、イタリアの巨匠メダルド・ロッソの後期傑作「Ecce Puer(この少年を見よ)」が初公開。光を操る「彫刻の印象派」の技法と、橋本平八の「幼児表情」との展示で、子どもの像を通じた深い芸術的対比を紹介。
『絵巻の楽しみ』山本陽子著:18本の名作を紐解く美術史 (17.04.2026)
美術史家・金沢百枝氏が評する『絵巻の楽しみ』は、平安から江戸時代までの代表的な絵巻18本を詳細に解説。虫眼鏡片手に細部を楽しむ魅力から、多様なジャンルや最新研究まで、絵巻の世界を親しみやすく紹介する一冊です。
養老渓谷でチームラボの夜の野外展覧会 自然と光の融合
千葉県大多喜町の養老渓谷で、デジタルアート集団「チームラボ」が夜の野外展覧会を開催。断崖や川面、木々に投影された作品が揺らめき、訪れた人々を魅了する。期間は4月17日から5月24日まで。
マルタン・マルジェラ個展 九段ハウスで日常の慈しみを表現
世界的ファッションデザイナーからアーティストへ転身したマルタン・マルジェラの大規模個展が、千代田区の旧山口萬吉邸(九段ハウス)で開催中。日常で見過ごされがちな物事への慈しみをテーマに、24点の多様な作品が空間全体を作品化しています。
嶋田美子個展「滅私|愛護」ケアとファシズムの境界を問う
港区のオオタファインアーツで開催中の嶋田美子個展「滅私|愛護」は、戦時中の標語を引用し、ケアの倫理が暴力装置に取り込まれる危険性を提示。国防婦人会をモチーフに、相互依存と個人の境界溶解の問題を掘り下げる。
斎藤清美術館で30周年プレ企画展「斎藤清と柳津」開催 (11.04.2026)
柳津町の斎藤清美術館は11日から、開館30周年を記念したプレ企画展「斎藤清と柳津」を開催。版画家・斎藤清の代表作「会津の冬」など約70点を展示し、柳津との縁を振り返ります。
斎藤清の企画展、茨城で開催 関彰商事コレクション展示
会津坂下町出身の世界的版画家・斎藤清の芸術を紹介する企画展「関彰商事コレクション 斎藤清のパリ そして日本」が茨城県天心記念五浦美術館で開催されます。貴重な素描や木版画約140点を展示し、7月12日まで。
六本木「スープはいのち」展覧会 衣食住の根源をアートで表現
六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリーで開催中の「スープはいのち」展覧会は、命を育む環境を見つめ直すアート空間。衣食住の根源を巡る循環の物語を、多彩な作家たちの作品を通じて体感できる。巨大なインスタレーションや土を混ぜ込んだ和紙の大屋根など、生命の本質に迫る展示が注目を集めている。
森美術館名誉館長・森佳子さんを悼む 85歳で逝去 (07.04.2026)
東京・六本木ヒルズの森美術館の名誉館長を務め、現代アート振興に尽力した森佳子さんが2025年末、肺炎のため85歳で逝去。故・森稔氏の妻として「文化の都心」構想を具現化した生涯を振り返る。
主観を深掘りし真実に迫る W.ユージン・スミス展 (06.04.2026)
報道写真家W.ユージン・スミスのニューヨーク・ロフト時代に焦点を当てた展覧会が目黒区で開催中。主観と真実の関係を問い直す写真家の内省的アプローチを紹介。
関西空港がアート空間に、神戸出身アーティスト監修で魅力発信
関西空港第1ターミナルで、現代アーティスト本橋孝祐氏が監修する「KIX CULTURE GATE Project」が進行中。多様なアート作品を通じて、関西の「ごちゃ混ぜ」な文化を世界に伝え、空港を単なる移動拠点から文化体験の場へと昇華させています。
足利・松田川ダムに巨大アート 侍の姿が壁面に
栃木県足利市の松田川ダムで、壁面に4人の侍を描く巨大アートプロジェクトが進んでいます。ドイツ人アーティストが手掛ける環境配慮型の作品で、10日に完成予定です。
木村武山生誕150年展、祈りの空間構成力に光る (03.04.2026)
茨城県天心記念五浦美術館で開催中の木村武山生誕150年記念展では、大日堂の再現展示を通じて、仏画と花鳥画が融合した祈りの空間を紹介。武山の優れた空間構成力が、天井画のタカとツバメの図などで発揮され、訪れる人を自然と仏の世界へ導く。
リナ・バネルジー展、表参道で開催 現代社会を芸術で表現
表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で、南アジア系ディアスポラ作家リナ・バネルジーの個展が開催中。植民地主義や移住、アイデンティティをテーマにしたインスタレーションなど19点を展示。気候変動や消費社会を象徴する作品群が、混迷する現代を鋭く映し出す。
宇野かこ氏、50回目個展を日本橋高島屋で開催 (01.04.2026)
日仏で活躍する画家・宇野かこさんの節目となる50回目の個展が、東京都中央区の日本橋高島屋で開催中です。愛をテーマにした作品30点が展示され、6日まで入場無料で公開されています。
灸まん美術館が和田邦坊の絵はがき目録を公開、154点を整理 (31.03.2026)
香川県善通寺市の灸まん美術館が、画家・和田邦坊の絵はがき154点をまとめた目録を作成しました。栗林公園や金刀比羅宮など香川の名所を、大胆な描線と鮮やかな色彩で表現した作品群を紹介しています。
スウェーデン絵画展でリサ・ラーソン雑貨 マイキー一筆箋など
東京都美術館で開催中のスウェーデン絵画展で、陶芸家リサ・ラーソンとコラボしたオリジナルグッズが登場。猫キャラ「マイキー」の一筆箋や干支シリーズのキャニスター缶など、日常を彩るアイテムを詳しく紹介します。
宇野亞喜良氏が原画2万点と著作権を刈谷市に寄贈 (30.03.2026)
名古屋市出身のグラフィックデザイナー・宇野亞喜良氏(92)が、広告や雑誌挿絵の原画約2万点と著作権を愛知県刈谷市に寄贈した。学生時代のスケッチからポスター、絵本原画まで多岐にわたり、自身の歴史が形として保護される喜びを語った。
内間安瑆・俊子展 日米美術を紡ぐ夫妻の軌跡
神奈川県立近代美術館葉山で開催中の「内間安瑆・俊子展 色を織り、記憶を紡ぐ」。日系2世の版画家・内間安瑆と、中国育ちの画家・内間俊子の夫妻が、独自の表現で日米の美術界を結んだ生涯をたどる初の共同回顧展。
「性的」と「えっち」を再定義する美学書が話題
難波優輝氏の新書『性的であるとはどのようなことか』が3刷1万2000部を突破。本書は、アートやエンタメにおける女性の身体表象を、単なる炎上問題ではなく美学的命題として捉え、「性的」と「えっち」の概念を再定義することで議論を深化させている。公共空間での暴力性や自己認識の扉としての役割を考察し、誠実な愛のあり方を問いかける。
平和への祈り24年、大田区で「スタンピング平和展」終幕 (29.03.2026)
2001年から続いた平和を願うミニ版画展「スタンピング平和展」が、24年余りの活動に終止符を打つ。美術家・松本れい子さんが主導し、国内外で約6500点を展示。4月の大田区での展示を最後に、平和への草の根活動の継承を願う。
ミケランジェロ「最後の審判」修復完了 和紙で汚れ除去
バチカン美術館は、システィーナ礼拝堂のミケランジェロ大壁画「最後の審判」の大規模修復作業が完了したと発表。和紙を活用して汚れを除去し、本来の色彩を取り戻した。約30年ぶりの修復で、礼拝堂は一般公開を継続したまま実施された。
ダルタニアンモデル遺骨発見、DNA鑑定中 (26.03.2026)
オランダ南部マーストリヒトの教会で、小説「三銃士」の主人公ダルタニアンのモデルとされる人物の可能性がある遺骨が発見されました。17世紀の硬貨や銃弾も出土し、現在DNA鑑定が進められています。


