大相撲夏場所(5月10日初日・両国国技館)を初のかど番で迎える大関安青錦(あおにしき)と、12場所ぶりに大関復帰を果たした霧島(きりしま)が30日、場所前初の出稽古として東京都中央区の荒汐部屋を訪れた。28日の力士会で霧島が安青錦を誘い、大関同士の稽古が実現。三番稽古では2勝2敗と激しい攻防を繰り広げた。
安青錦、感覚を取り戻すために強い相手と
安青錦が本格的に相撲を取るのは、春場所千秋楽以来となる。武器である低い攻めは影を潜め、内容には不満な表情も見せたが、「相撲が取れたことは良かった」と前を向いた。左足小指の骨折から復活を目指す中、「強い相手とやった方が自分の感覚を早めに戻せる」と話し、今後も出稽古を続ける意向を示した。
霧島も手応え「思い切り当たることはできた」
一方の霧島は、頭をつけて攻める持ち味を発揮。「思い切り当たることはできた。今日のように一番一番しっかりやっていきたい」と手応えを語った。両大関の稽古は、夏場所に向けて良い刺激となったようだ。
(丸山耀平、写真も)



