半導体製造装置大手の東京エレクトロンは30日、2026年3月期の連結決算を発表した。本業の収益力を示す営業利益は前期比10.4%減の6249億円となり、減益を記録した。これは宮城県と熊本県における新拠点整備など、研究開発費の増加が主な要因だ。
純利益は過去最高を更新
一方、純利益は政策保有株の売却益を計上したことで、5.6%増の5744億円に達し、過去最高を更新した。売上高は0.5%増の2兆4435億円とほぼ横ばいで推移した。
地域別の動向
地域別では、中国市場向けの売上高が地場メーカーの成長により減少したものの、韓国や台湾向けの販売がこれを補った。また、生成人工知能(AI)向け半導体の需要は堅調に推移している。
今期見通し
2026年9月中間連結決算の業績予想については、売上高が前年同期比33.1%増の1兆5700億円、純利益が35.7%増の3280億円を見込んでいる。



