ミラノ五輪スノーボード男子ハーフパイプ、平野流佳が3回90点超えもメダル逃す
2026年ミラノ・コルティナオリンピックのスノーボード男子ハーフパイプ競技が13日に決勝を迎え、日本勢が活躍を見せた。戸塚優斗選手(ヨネックス)が95.00点で金メダルを獲得し、山田琉聖選手(J.W.S.C)が92.00点で銅メダルを手にした。一方、平野流佳選手(INPEX)は4位に終わり、表彰台を逃す結果となった。
平野流佳、会心の滑りもメダルに届かず
平野流佳選手は、ワールドカップで昨シーズンまで3シーズン連続で種目別優勝を果たすなど、高い実力を誇る選手だ。今回の決勝では、1回目から安定した演技を披露し、3回全てで90点以上の高得点を記録した。特に2回目と3回目では、戸塚選手が決めた「トリプルコーク1440」(縦3回転、横4回転)の連続技を成功させ、90.00点と91.00点を獲得。エアの跳び方や順番、板をつかむ位置などは戸塚選手と異なるアプローチだったものの、会心の滑りを連発した。
しかし、その努力にもかかわらず、得点が伸びず4位に留まった。表彰式が終わった後も、平野選手は泣き崩れて動けず、コースの撤収作業が始まる頃になってようやく、コーチの肩を借りながら涙を流して会場を後にした。3回全てで90点以上をそろえた滑りだっただけに、ショックは計り知れないものだったようだ。
日本勢の活躍と連覇の期待
この競技では、戸塚優斗選手が金メダルを獲得し、前回北京大会で金メダルを取った平野歩夢選手(TOKIOインカラミ)に続いて、日本勢が2大会連続で制覇を果たした。平野歩夢選手自身は7位に終わり、連覇と4大会連続のメダル獲得はならなかったが、日本チーム全体としては輝かしい成果を上げた。
山田琉聖選手の銅メダルも、日本勢の底力を示すものとなった。競技は激しい戦いとなり、表彰台を巡る争いは最後まで予断を許さない展開だった。
冬季オリンピック2026のハイライト
ミラノ・コルティナオリンピックは、冬季スポーツの祭典として世界中から注目を集めている。スノーボード男子ハーフパイプは、その中でも特に人気の高い種目の一つだ。今回の結果は、選手たちの日頃の鍛錬と、オリンピックという大舞台でのプレッシャーが交錯する様子を如実に物語っている。
平野流佳選手の悔しさは、競技の厳しさを改めて感じさせるものだが、彼の健闘は多くのファンに感動を与えた。今後の活躍に期待が寄せられる。