ミラノ・コルティナ五輪 フィギュア男子フリーでマリニンが大失速、緊張で4回転半失敗
2026年ミラノ・コルティナオリンピックは2月13日(日本時間14日)、フィギュアスケート男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で首位に立っていたアメリカのイリア・マリニンが、緊張によるミスで演技を崩し、8位に終わった。金メダルはカザフスタンのミハイル・シャイドロフが獲得し、日本からは鍵山優真(オリエンタルバイオ)が銀メダル、佐藤駿(エームサービス)が銅メダルを手にした。三浦佳生(オリエンタルバイオ)は13位だった。
マリニン、4回転半ジャンプが1回転に 2度の転倒で失速
マリニンは、6種類7本の4回転ジャンプを組み込んだ高難度の構成で臨んだが、最大の見せ場であるクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)で、2022年北京五輪で羽生結弦が挑戦した技を再現しようとしたものの、緊張のあまり1回転しか回転できず、着地に失敗。さらに演技中に2度の転倒を喫し、我を失った状態で演技を終えた。SP首位からフリーでは15位と大きく順位を落とし、合計で8位という結果に、会場からは悲鳴やため息が漏れた。
「緊張に押しつぶされた」とマリニンが心境を語る
金メダル最有力候補と目されていた21歳のマリニンは、試合後に肩を落としながら、「緊張に押しつぶされて消極的な考えばかり湧いてきて、対処できなくなってしまった」とコメント。五輪の大舞台でのプレッシャーに苦しんだ様子を明かした。一方、鍵山優真は安定した演技で銀メダルを獲得し、佐藤駿も銅メダルを掴み取る活躍を見せた。
この試合は、ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子種目における激戦を象徴するものとなり、選手たちのメンタルの重要性が改めて浮き彫りになった。今後の競技展開にも注目が集まっている。