ミラノ・コルティナ五輪 フィギュア男子でシャイドロフが金メダル、4回転5本で逆転勝利
2026年ミラノ・コルティナオリンピックは2月13日(日本時間14日)、フィギュアスケート男子フリーが行われ、ミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)が金メダルを獲得しました。ショートプログラム(SP)で2位だった鍵山優真(オリエンタルバイオ)は銀メダル、SP9位の佐藤駿(エームサービス)が銅メダルに輝きました。一方、SP首位のイリア・マリニン(アメリカ)はミスが相次ぎ8位に終わり、三浦佳生(オリエンタルバイオ)は13位でした。
シャイドロフの圧巻の演技と自己ベスト更新
金メダリストのミハイル・シャイドロフは、冒頭でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と4回転サルコーの連続ジャンプを成功させ、後半も安定した演技を披露しました。4回転ジャンプは4種類計5本を決める構成で、自己ベストの198.64点をマーク。演技後にはキスアンドクライで感極まる姿を見せ、国旗を掲げて喜びを爆発させました。
今季の不安定さを乗り越え、母国に初の五輪金メダル
シャイドロフは昨シーズン、世界選手権2位など鮮烈なパフォーマンスで注目を集めましたが、飛躍を期した今シーズンは不安定な演技が続いていました。しかし、この大会で見事に復活を果たし、カザフスタンにフィギュアスケート種目で初となる五輪金メダルをもたらしました。試合後、彼は「このために毎日トレーニングをしてきた。できる全てを尽くした」と満足げに語り、長年の努力が実った瞬間を強調しました。
日本人選手の健闘とメダル獲得
銀メダルの鍵山優真はSPで2位と好スタートを切り、フリーでも安定した演技を見せました。銅メダルの佐藤駿はSP9位から巻き返し、見事な逆転劇を演じました。これらの結果は、日本フィギュアスケート界の底力と次世代の活躍を示すものとなりました。
この大会は、選手たちの技術と精神力が光る熱戦となり、冬季オリンピックのハイライトとして記憶に残るものとなりそうです。