ミラノ五輪スノボ銅メダル!山田琉聖「4番目の男」が異端の独創エアで大仕事
ミラノ五輪スノボ銅メダル!山田琉聖が異端のエアで大仕事

ミラノ五輪スノボ銅メダル!山田琉聖「4番目の男」が異端の独創エアで大仕事

2026年ミラノ・コルティナオリンピックのスノーボード男子ハーフパイプ決勝が13日に行われ、日本勢が2大会連続の金メダルを獲得する快挙を成し遂げた。戸塚優斗(ヨネックス)が95.00点で金メダルに輝き、山田琉聖(JWSC)が92.00点で銅メダルを手にした。平野流佳(INPEX)は4位、前回北京大会金メダリストの平野歩夢は7位に終わった。

「化け物」たちに囲まれた「4番目の男」

19歳の山田琉聖は、代表選考で最後の五輪切符をつかんだ「4番目の男」として注目を集めていた。彼は平野歩、戸塚優斗、平野流佳の3人を「化け物」と表現するほど、高いレベルが求められる日本代表の中で異彩を放つ存在だ。

山田の強みは、「誰ともかぶらない個性的な技たち」にある。ハーフパイプの花形である高回転技だけを追い求めるのではなく、独自のスタイルを貫く姿勢が評価されている。

独創的なルーチンで銅メダル獲得

決勝1回目、山田は逆足を前にするスタンスの「キャブダブルコーク1440」(縦2回転、横4回転)を最初に決めて勢いに乗った。その後、長い滞空時間で前方に2回宙返りする「ダブルマックツイスト」、後方宙返りに横回転も加えた「ダブルアーリーチャック」といった代名詞となるトリックを次々と披露。

高さと独創性を兼ね備えたルーチンは審判を唸らせ、92.00点を獲得。見事に銅メダルを手にした。

表彰台への道のりと今後の展望

札幌市出身の山田は、現在新潟にあるスノーボード専門学校で技を磨いている。昨シーズンに頭角を現し、2025年12月のワールドカップで初優勝を果たし、初の五輪に臨んだ。

ハイレベルな争いとなった決勝を振り返り、山田は「自分のルーチンを貫いて3番になれたのは純粋にうれしい」と語った。さらに、「高回転技がバンバン出る中、表彰台に立てたのはすごく価値がある」と笑顔を見せた。

今回の銅メダル獲得は、山田にとって大きな自信につながった。今後も実績を積み重ね、自身が「化け物」と呼ばれる日もそう遠くないかもしれない。

日本のスノーボード界は、戸塚優斗の金メダルに加え、山田琉聖の銅メダル獲得によって、国際的な強さを改めて証明した。次世代を担う若手選手の活躍が、今後の冬季オリンピックでのさらなる飛躍を期待させる。