ミラノ・コルティナ五輪 日本女子アイスホッケー、イタリアに敗れ1勝2敗に
2026年ミラノ・コルティナオリンピックのアイスホッケー女子1次リーグB組で、日本代表は9日、イタリアに2-3で敗れ、1勝2敗となった。この敗戦により、1次リーグ突破に向けた状況が厳しくなった。
序盤の失点が重く、追い上げ及ばず
試合は序盤から苦しい展開となった。日本は守備の連係が乱れた隙に先制点を許し、さらに反則によるパワープレーで追加点を与えてしまった。0-2とリードされた第2ピリオド序盤、FW浮田留衣選手(ダイシン)がシュートを決めて1点差に迫った。
しかし、第3ピリオド序盤には味方同士の接触ミスからパックを奪われ、3点目を失う。その後、FW志賀紅音選手(ルレオ)のゴールで再び1点差に詰め寄ったが、終盤の全員攻撃でも同点ゴールはならなかった。
決定力の課題が浮き彫りに
日本のシュート数は29本で、イタリアの23本を上回ったものの、得点には結びつかなかった。飯塚祐司監督は「苦しい展開になってしまった。(相手の方が)精度が高かった」と分析し、決定力不足を指摘した。
試合終了後、地元イタリア選手の歓喜とは対照的に、日本選手はうなだれる姿が見られた。得点を挙げた浮田選手は瞳に涙を浮かべ、「勝たなきゃいけなかった。自分たちの思いが弱かったのかな」と悔しさをにじませた。
最終戦は強豪スウェーデンと、主将は前向きな姿勢
日本は10日、1次リーグ最終戦でここまで3戦全勝の強豪スウェーデンと対戦する。B組から8強に進めるのは上位3チームのみで、厳しい状況が続く。
それでも主将のDF小池詩織選手(道路建設)は「前を向くしかない。全てを出し切ることが重要」と語り、最後まで戦う姿勢を示した。日本代表は最終戦で逆転突破を目指すことになる。