松井秀喜臨時コーチが巨人・石塚裕惺に5分間の「松井塾」を開講
【巨人=宮崎】第3クール初日の2026年2月10日、臨時コーチとしてOBの松井秀喜氏が2年ぶりに宮崎キャンプに合流しました。午後の打撃練習で、ケージの後ろから見守るレジェンドに声をかけたのは、昨季ドラフト1位で入団した2年目の右打者・石塚裕惺選手です。
先輩の丸佳浩選手や泉口友貴選手らが松井氏から助言を受ける様子を見て、石塚選手は貴重な学びの機会を逃すまいと自ら足を運びました。「僕の打撃はどうでしたか」と意を決して質問し、自身の感覚や考え方を伝えると、松井氏は「悪くないけど、一つだけ」と答えて、感じたことを教えてくれました。
身ぶり手ぶりで伝授されたバッティングの極意
松井氏は主にバットを構えるトップの位置について、右打者を実演しながら身ぶり手ぶりで約5分間の「松井塾」を展開。石塚選手がケージに戻って実践すると、「すぐには難しい」と言いつつも、柵越えの打球を連発するなど、即座に効果が表れました。
松井氏は石塚選手について、「いい体をしているし、パワーもある。これからの巨人を背負って立つ選手になれるんじゃないか」と期待を寄せています。さらに、短い会話の中で印象に残ったのが、石塚選手の貪欲な姿勢だと語りました。「少しでも何か聞けることがあるなら聞きたいという姿勢は感じた。自分が19歳だったらできないなと思う」と感心の声を漏らしています。
休日返上で精力的に練習に励む石塚選手の決意
初の一軍キャンプを迎えた石塚選手は、休日返上で打撃練習を行うなど精力的に取り組んでいます。周囲に「休みたくない」「(休日練習で)貯金を作ります」と語り、一気に台頭するんだという強い決意をにじませています。
石塚選手は「松井さんは3日間しかいない。調子が悪い時に修正する方法やメンタルのことも踏み込んで聞きたい」と前のめりな姿勢を見せ、滞在する12日まで、千載一遇の時間を無駄にしない意気込みを語りました。松井氏の指導が、若き才能の成長にどのように影響するか、今後の活躍が注目されます。