柔道のグランドスラム(GS)パリ大会で優勝を果たした日本男子選手たちが、2月10日に羽田空港へと帰国しました。選手たちは到着後、待ち構える報道陣の取材に応じ、大会での戦いや今後の展望について熱く語りました。
武岡毅、担ぎ技に確かな手応え
66キロ級で昨年の世界選手権を制した武岡毅(パーク24所属)は、今回のパリ大会で見事に優勝を飾りました。武岡はインタビューの中で、特に担ぎ技の調子が良かったことを強調し、「しっかり優勝できて安心している。ここで勝ち切れたことは、次につながる大きな一歩だ」と力強く語りました。その言葉からは、世界王者としての自信と、さらなる高みを目指す決意が感じられます。
新井道大、急ピッチの調整を乗り越える
100キロ級では、昨年の世界選手権で2位に入った新井道大(東海大学所属)が優勝しました。新井は5試合中4試合を一本勝ちで飾る圧倒的な強さを見せつけました。しかし、彼は「急ピッチの調整で不安だらけだった」と振り返り、大会前の心境を明かしました。それでも、「勉強になった。優勝以上のものを得た」と語り、困難を乗り越えたことで得られた成長を実感している様子でした。
日本男子勢、5階級を制覇
今回のパリ大会では、日本男子勢が全7階級のうち、60キロ級と73キロ級を除く5階級で優勝を勝ち取りました。この結果について、鈴木桂治監督は選手たちの活躍を高く評価しました。監督は特に、「武岡は強さが際立っていた。新井は成長が続いている」と指摘し、両選手の今後のさらなる飛躍に期待を寄せています。
日本柔道界にとって、このパリ大会での成果は、来るべき国際大会に向けた重要なステップとなりました。選手たちの力強い言葉と確かな手応えが、今後の活躍を予感させる内容となっています。