坂本花織、団体戦で20点満点の活躍 ミラノ・コルティナ五輪で日本に銀メダルをもたらす
坂本花織、団体戦で20点満点 ミラノ五輪で日本が銀メダル

坂本花織、団体戦で圧巻のパフォーマンス 日本に銀メダルをもたらす

2026年ミラノ・コルティナオリンピックは8日、フィギュアスケート団体戦の最終日を迎え、日本チームは順位点合計を68まで伸ばし、優勝した米国にわずか1点差の2位でフィニッシュしました。これにより、前回の北京大会に続く銀メダルを獲得する快挙を成し遂げたのです。

日本チームの熱い戦いと坂本花織の活躍

ペアの三浦璃来選手と木原龍一選手、女子の坂本花織選手がそれぞれフリー種目で1位となり、いずれも順位点10を加えることで、この時点で日本は米国に追いつきました。最後の男子フリーでは佐藤駿選手が2位となり、イリア・マリニン選手が1位だった米国にわずかに及ばなかったものの、チーム全体の奮闘が光りました。

特に坂本花織選手は、ジャンプでミスが出たものの、主に芸術面を評価する演技構成点が全3項目で9点台と貫禄の滑りを披露。最終種目の男子フリーを待たずに、銀メダル以上を確定させる大きな貢献を果たしました。彼女は笑顔でこう語っています。「本当に、こんなにもいいメンバーがそろうんだなって、うれしかった」と、チームワークの素晴らしさを強調しました。

坂本花織の団体戦への思いと成長の軌跡

世界選手権で3度優勝している坂本選手は、個人種目でも金メダル候補の一人として知られています。団体戦に出場すれば心身の負担が増し、調整も難しくなることは承知の上で、昨年末にショートプログラムとフリーの両方に出場を打診され、快諾したのです。「覚悟はずっと前からしてきた」という言葉通り、フル稼働で一人で順位点20点を積み上げる活躍を見せました。

幼少期から運動会などのイベントが好きだった坂本選手は、フィギュアスケートが基本的に個人戦であることを踏まえ、「やはりチームは特別。リンク脇で、みんなが見守ってくれているのが好き」と語ります。2018年平昌大会と2022年北京大会の団体戦を経験し、「平昌は『出るだけですごい』って感じで、北京での銀は『奇跡が起きた』みたいな感じだった」と振り返ります。今回は「狙って」つかんだメダルであり、達成感も格別だと述べています。

チームの成長と今後の展望

長丁場のオリンピックで体力面の不安はあるものの、坂本選手は「『メダルを取るには、この人たちしかいない』と自分たちを起用してくれたのがうれしい。4年前より、みんなが成長できた」とチームの進化を実感しています。疲労も吹き飛ぶ満足感に身を委ね、今後の活躍への期待が高まります。

この銀メダルは、日本フィギュアスケート界の団結力と実力を世界に示すものとなりました。選手たちの熱い戦いは、ファンに感動と勇気を与え続けています。