ロサンゼルス・レーカーズの八村塁選手が、ゴールデンステート・ウォリアーズとの試合で先発出場を果たし、チーム内で2位となる18得点を記録した。試合は現地時間7日、日本時間8日にロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで開催された。
太平洋を越えた活躍
10時間もの長いフライトを経て太平洋を渡った先で、八村選手は当然のようにコート上を躍動した。試合前には、日本人ファンや現地のサポーターから、翌日に迎える誕生日を祝福される場面も見られた。流暢な英語でチームメートと会話を交わし、試合後には「これからもがんばります」とコメントして足早にアリーナを後にした。
国際選手が牽引するNBAの新時代
バスケットボールの本場であるアメリカの最高峰リーグ、NBAにおいて、アメリカ出身ではない「国際選手」の存在感が年々増している。現地のスポーツライターはこの状況を「すごい時代だ」と評する。
特に顕著な変化が、最優秀選手賞の受賞者に見られる。1990年代までは、MVPのタイトルはほぼアメリカ出身選手によって独占されていた。しかし、現在では状況が一変している。
過去7シーズン連続で、国際選手がMVPを受賞しているのだ。昨シーズンはカナダ出身のシェイ・ギルジャス・アレクサンダー選手が初選出を果たした。セルビア出身のニコラ・ヨキッチ選手は3度、ギリシャ出身のヤニス・アデトクンボ選手は2度、それぞれMVPに輝いている。
八村塁が体現するグローバル化
八村選手の活躍は、このNBAの国際化の流れを象徴するものと言える。アメリカ出身ではない選手が、リーグの中心的な存在として活躍することは、もはや特別なことではなくなりつつある。選手自身にとっても、ファンにとっても、国境を越えた競技の広がりが当たり前の光景となりつつある。
今シーズンの開幕ロースターを見ても、約50名の国際選手が名を連ねており、NBAが真に国境なきリーグへと変貌を遂げていることが数字からも確認できる。八村選手のような国際選手の活躍が、今後さらにリーグの多様性と競技水準の向上に貢献することが期待される。